Documentary
Documentary #医療脱毛

“やりたいことを開放してあげる”
それが美しさを引き出す秘訣

2023.06.26
田中 麻衣
取材・文:岡本のぞみ(verb)
撮影:有泉伸一郎
撮影協力:LinNa HEALTHY LIFESTYLE
田中 麻衣 経験施術は医療脱毛。
ヨガインストラクター、 LinNa HEALTHY LIFESTYLEオーナー、茶道家/1991年東京都生まれ。大学卒業後、JALグループの客室乗務員として入社。2018年に体調不良を理由に退職し、心と身体の健康を提案するビジネスを模索。2020年インドでヨガを習得し、帰国後「LinNa HEALTHY LIFESTYLE」を開業。三姉妹と母でヨガやサロン、カフェ施設を運営している。
5年前、田中麻衣さんが客室乗務員を退職したのは、ストレスで心と身体のバランスを崩したから。退職後はその経験を生かしたキャリアを模索し、ヨガインストラクターに。健康美容複合施設「LinNa HEALTHY LIFESTYLE」を経営し、“地域のパワースポット”にするべく活動中。「美容医療と私の活動には共通点がある」と話す田中さんにその真意を聞いた。

美意識の原点はバレエの先生からの「内面を磨きなさい」

田中麻衣さんの美意識の変遷をたどると、クラシックバレエをやっていた頃にさかのぼる。

「5歳頃に地元・八王子にある小さなバレエ教室でクラシックバレエを習い始めて、高校生からはプロのバレリーナを目指して都心にあるバレエ教室に通っていました。先生からは『舞台は自分の全てが出る場所。食事制限をして身体を絞るよりも内面を磨きなさい』と言われてきました。どんなに見た目がきれいでも心が汚れているとそれが表に出てしまう。その言葉が美意識の原点だったかもしれません」

ONEドキュメンタリー取材田中麻衣さん。

高校3年生になって進路について考える時期になると、体型的な資質や経済的な問題でプロのバレリーナを断念。その経験を生かせる職業として目指したのは、客室乗務員だった。大学卒業後に狭き門を突破し、国内線の客室乗務員(CA)として勤務し始める。

「CAは通常の入社試験と違って、見た目も重視されます。会社のイメージにふさわしいかどうかも評価の対象になるので、制服が似合うのかだったり、中には番号を持って写真を撮る外資系の会社もありました。バレエをやっていた頃は健康的な美を追求していましたが、入社後は“人からどう見られるか”という意識が芽生えました。先輩や同期も美意識が高かったので美容やメイクに力を入れていましたね」

客室乗務員の仕事は天職と思えるほど楽しく、充実していたそうだが、入社4年目になって、キャリアに迷いが生じた。

「100席未満の旅客機のCAなので、資格は3年目で取り終えてしまいます。これから先の目標が見いだせずに行き詰まり感があったのか、その頃から、ひと月に何度も風邪を引いたり、吐き気やめまいが生じたりしました。どの病院に行っても原因は“ストレス”という診断。それまで週6日でバレエのレッスンをこなしていた健康優良児だったのに、ストレスで簡単に健康を失ってしまうんだなと思いました」

心と身体のバランスの大切さに気付き、自身の経験をもとに“健康に関する情報”を発信することにした田中さん。次なるステップへと向かった。

ONEドキュメンタリー取材田中麻衣さん。

インドのヨガ修業で訪れた運命の転機

“健康”をこれからのキャリアのテーマに決めた田中さんは、米国発の「ホリスティックヘルスコーチ」という資格を勉強し始める。

「ホリスティックヘルスコーチは、健康に特化したコーチングの資格です。食事や運動指導のほかに、例えば甘いものがやめられないというときに心の中にある問題を一緒に探して、解決していきます。つまり原因となっているストレスを解消して心の満足度を高めながら健康に導いていくもの。アルバイトや事務の仕事を掛け持ちしながら勉強して、プログラムが修了した後はフリーランスで活動していました」

田中さんはホリスティックヘルスコーチとして活動しながら、心と身体の繋がりにアンテナを広げているうち、ヨガにも興味を抱く。折よくアルバイトに2カ月の空白期間ができ、 “今しかない!”と考えた田中さんは、思い切ってインドへヨガ修業に出発。これが運命の転機となる。

ONEドキュメンタリー取材田中麻衣さん。

「滞在先は、現地の3兄弟が運営するヨガ施設とゲストハウスとホテルでした。3兄弟の長男が面白い人で、ヨガ施設を運営しているのにいつもビールを飲んでいる陽気なおじさん(笑)。でも、彼の言うことは核心をついていて、それが私自身への人生のアドバイスになりました。彼いわく『やりたいことをやって生活していれば、ヨガをやりに来る必要なんてないんだよ。人生、短いんだからやりたいことをやらなくちゃダメ』。私は日常にヨガを取り入れる方法を習得しにインドへ行きましたが、おじさんのおかげでやりたいと思っていた、健康と美容の複合施設を始めようと決意がつきました」

実は田中さんの実家では、祖父の持つ納屋を建て直す計画があったのだ。田中さんは先にヨガを始めていた妹とともにそこをヨガスタジオにすることを決めて帰国。家族の話し合いで、義姉と母も参加することになり、2021年にLinNa HEALTHY LIFESTYLEが開業した。

ONEドキュメンタリー取材田中麻衣さん。

「この施設はヨガ、サロン、カフェの複合施設です。私と妹がヨガを教え、義姉が脳洗浄®︎サロンを、妹がハワイアンロミロミのサロンを運営し、母と私がカフェを運営しています。ヨガは、ポーズをうまくすることにとらわれるのではなく、リラックスすることを大切にして、いきいきとした時間を送ってもらうのが目的です。また、地元ならではのご縁やつながりを生かしたイベントを開催するなど、様々なことにチャレンジしています。そんな私たちの姿を見て、元気になる人が増えて、ここが地域のパワースポットになればいいなと思っています」

施術を受けると、自分を大切にしなきゃと思うようになる

紆余曲折を経て、ヨガインストラクター中心の生活を送る田中さん。現在はどんな美への思いをもって活動しているのだろうか?

「CA時代は、人に見られることや身だしなみの意識が高く、美容やメイクに一生懸命でしたが、今は本当の健康とは何かを追求しています。心と身体はつながっているので、ストレスにどう対応していくかが本当の美しさを引き出すカギだと思います」

美意識が内面に向いたことで、新しくスタートした活動もある。それが茶道。

田中 麻衣

「映画『日々是好日』を見ました。そのなかに『季節を味わう』『一瞬を味わう』というメッセージがあって、ヨガの『今を感じる』『今を生きる』につながっていると思いました。そう考えると茶道のなかにマインドフルネスがある。インドでヨガを学びましたが、日本の伝統文化にあるマインドフルネスを伝えていくのも面白いかな、と思って茶道を習っています。まだスタートしたばかりですが、将来的には茶道を教えられたらと思っています」

内面を磨く活動が中心の田中さんだが、20代の頃から美容医療に通う習慣がある。

「社会人2年目の頃から全身脱毛に通っています。生涯利用できるプランを選んだので、気になるところがあればできるのがいいですね。ヨガを始めたあとは、産毛も気になるので助かっています。契約した当初はフライトの空き時間を活用したかったので、全国に拠点があるところを選んで、仙台や福岡の支店によく行っていました。

ONEドキュメンタリー取材田中麻衣さん。

それまで自己処理をしていたので、お手入れがラクになるかもと思って通いはじめましたが、全身を二人がかりでやってもらったりすると、それ以上に大切にされている感覚が芽生えました。肌をジェルで保湿して、大切に扱ってもらうと、自分のことを大切にしてあげなきゃと思いますし、意識が高まります」

日々のライフスタイルに美容医療が入ることで、日頃のルーティーンにも、いっそう身が入るという。

「生活にヨガを取り入れるのは職業柄ですが、やはりとてもすっきりします。1日の終わりには湯船につかり、終わった後はストレッチ。足のマッサージも必ずやっています。くるぶしの関節まわりがぷにぷにしているとむくんでいる証拠。流してあげるといいですね。それでもむくみが取れないときは足を壁に当てて血流を促しています。普段は生真面目なところがあるので、我慢しないことを心がけています。食べたいものを食べて、疲れたら寝る。自分を開放してあげるようにしています」

心と身体の満足度を高めるお手伝いが私の使命

自分自身だけでなく、ヨガや茶道でお客様に心と身体の満足度を高める立場にもある田中さん。実際に満足度が上がると見た目の美しさにも表れるそう。

ONEドキュメンタリー取材田中麻衣さん。

「CA時代に機内アナウンスの教官をしていたことがあって、どんなにいいアナウンスやレッスンをしていても自分がダメだと思っていると声も伸びていかない経験がありました。今は、お客様に対して『来ていただいて、ありがとう』という気持ちを込めるとヨガでもカフェでも反応がいいのがわかります。実際にヨガの生徒さんに対して気持ちが高まる声がけをしていたところ、すごく痩せた方、肌つやがよくなった方が何人かいらっしゃって、内面が変わると見た目も変わるというのを実感しています」

自分の内面に向き合うのと外面に影響を及ぼす美容医療は正反対に思えるが、田中さんは共通した点があると考えている。

ONEドキュメンタリー取材田中麻衣さん。
スムージーを作る田中さん。
田中さんの母と共にカフェの運営も行っている。

「美容医療に通われる方は、自分の人生に向き合っていると思います。今の自分を変えたい、という目標がある。そういう自分の欲求が抑えつけられるとストレスになると思うので、開放するのはいいことだと思います。私も肌荒れが気になるので、美容医療でツルツルにできたらいいですね」

客室乗務員を辞めて5年。ヨガインストラクターが中心の生活になって、自分の生きる道や使命にも気づいたと話す。

「美意識を磨ける世界が好きなんだと思います。バレエもヨガも茶道も美しい所作をつくるものです。それを教えていくのが私の役目だと思うようになりました。今の自分のステージを上げるには、自信が必要です。だから、美容医療にも興味があります。忙しい方こそケアをされていて、どんな人に会っても堂々とされていますよね。自分のステージが上がるごとに、ケアも上げて行く必要がある。これからも、自分が納得できるだけ美意識を磨き続けていきたいと思います」

ONEドキュメンタリー取材田中麻衣さん。
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