Documentary
Documentary #スキンケア

理想の自分をつくるのは、「小さな挑戦」の積み重ね

2025.05.09
宮本じゅりあ
取材・文:山西裕美(ヒストリアル)
撮影:荒 眞人
宮本じゅりあ 成蹊大学 文学部英語英米文学科4年
MBTI:INFP-T(仲介者)
服の系統:カジュアル、ストリート、韓国系
施術経験:ララピール
大学3年生の頃、自身の通う大学のミスコンでファイナリストに。結果が出せたのはもちろんだが、「出場したこと自体で成長できた」と語る、宮本じゅりあさん。

引っ込み思案だった自分の“殻”を破ることができたコンテスト本選、持ち前の行動力で見つけた自分に合う美容、そして2025年中に到達したいという理想像について聞いてみた。

170㎝の長身に胸を張れるようになった

端正な顔立ちと170cmの長身を武器に、自身の通う大学の「ミス成蹊コンテスト」ファイナリストに選ばれた、宮本じゅりあさん。

中学・高校時代に急激に伸びたという身長は、以前はコンプレックスでしかなかったという。

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そんな宮本さんがミスコンに参加するきっかけとなったのは、家族や友だちなどの周りのすすめがあったから。しかし一番の理由は別にあったのだそう。

「人前で話すのがもともと大の苦手で、小学生のときは授業であてられて答えを間違えたりしたら泣きそうになっていました。

その後もずっと、何かを発表しなきゃいけないとなると、それだけで緊張してしまっていました。全然私のことを知らない人の前でなら、まだいいんです。

ちょっと知られている人の前だと『この人、こういう感じなんだ』と印象を決められてしまわないか心配で……。

身長が高いし、心の中では『モデルをやってみたいな』と考えていたのと、そんな引っ込み思案な自分を変えたいという思いがあったんです」

一念発起して、大学3年生の5月に「ミス成蹊コンテスト」にエントリー、6月にファイナリストに選出され、11月の本選までの期間、自分と向き合う日々を過ごした。

「ほとんどの友だちは自分よりも背が小さかったので、話をするときは目線を合わせるために身を屈めることが多かったんです。

それで知らず知らずのうちに姿勢が悪くなっていたことに気がつきました」

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『背が高いことは悪いことじゃない!』そう自分に言い聞かせて、堂々と歩くようにしたら自然と姿勢は良くなっていった。

「今は、電車に乗っても空気がいいなと思えるようになりました(笑)」

歌の生配信でようやく“殻”を破れた

「ファイナリストに選ばれた5人は、毎日1回Instagramをアップしなくてはならなかったのですが、もともと自己アピールが苦手なので自信がなくて不安で、ちょっと病みかけていました」

やっと慣れてきて少しだけ自信がついてきたのは、コンテスト本選のほんの1カ月前くらいだったのだとか。それでも最後まで不安だったこともあったと話す。

「自分で写真を撮ることも、誰かに撮られることにも慣れてきて、自分の見せ方がわかってきました。本選にはダンスと歌の審査があったんです。

ダンスは身体が覚えているのでなんとかなるんですが、もともと人前で声を発するのが苦手なので、歌は緊張すると声が震えてしまわないか心配でした」

本番は生配信されるのでさらに難易度が高く感じた。

「とにかく練習を重ねて、『リトル・マーメイド』の曲を英語で歌ったのですが、終わった瞬間に、本当に自分自身の“殻”を破れた気がしました。

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本選を経て、自信が持てるようになったし、自分で自分がとても変わったと思えたので、出場して本当に良かったと思っています」

コンテストに出場したことで、周りからも声をかけられるようになった。

「大学のキャンパス、ディズニーランドやカフェでも声をかけられてうれしかったですね。でもそうなると共に、まだまだこれで満足しちゃダメだなと思うようになってきました」

母と一緒にピーリングに挑戦

人前が苦手だった反面、「思い立ったら即行動、もともと行動力だけはあった」と笑う宮本さん。海外旅行にひとりで行くのも好きだという。

「今までにオーストラリアやシンガポールにひとりで行ったことはあるのですが、近々、初めて韓国にひとりで行ってきます。

中学三年生のときにBTSを知ってから韓国にハマって、もう6回韓国に行っていますね。

前回はミスコンのエントリー期間中に母と行ったんですが、そのとき美容医療を初めて受けました」

宮本さんは『ララピール』(韓国発のピーリング治療)を、お母さんはもう少し刺激が少ないピーリング『アクアピール』を選択した。

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「最初は『ポテンツァ』(マイクロニードル治療)が気になっていたのですが、敏感肌なので少し不安があったんです。

今回は『ポテンツァ』と似た効果が得られるという『水光注射』を受けようと思っています。

韓国は比較的値段が安く施術が受けられて、日本語が堪能なスタッフが多いので安心。そして何といっても、旅行を楽しむついでに施術を受けることができるのがいいんです(笑)」

メガ割クーポンを限度いっぱいまで使う

韓国に行くときはヘルス&ビューティストア「オリーブヤング」でよくコスメを購入しているという宮本さん。しかしそう韓国へ気軽に行くことは難しい。

そこで活用しているのが、ネット通販サイト「Qoo10(キューテン)」で年4回開催されるセールイベント「メガ割」。

自分に合うコスメを見つけるのに最適なのだそう。

「発行されるクーポンは限度に達するまで使い切ります(笑)。母も『メガ割』を利用しているので、違うものを買って交換したり、自分の肌に合わないものがあったら友だちにあげたりしながら、自分に合うコスメを探しています」

「aespaのカリナ」と「インスタグラマー・すず」がSNSの参考

「メガ割」の時期と並行して、頻繁に見るようになるのが「TikTok」や「Instagram」。

「まずそのときの肌の悩みで検索をかけて、同じような悩みを持っている方がおすすめしてるコスメを探します。

商品のPRとして発信されている方も多いので、次にそのコスメを調べてコメント欄の書き込みまで全部見て、その評価を参考にするようにしています。

今後は、自分の“溺愛”コスメをSNSで発信できるようにしたいですね」

そのために参考にしているのは、aespa(エスパ)のリーダー、カリナとインスタグラマーのすずちゃん。

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「カリナちゃんがすごく好きで、あとはすずちゃんの写真の撮り方もすごく好きです。

Instagramには今後、力を入れていきたいですね。だいぶ克服したといえ、まだしゃべるより、写真のほうが自信が持てるかな(笑)」

将来はモデル&人事担当者

現在、大学4年生で、絶賛就職活動中。興味が高まってきているモデル活動も、将来の職業の視野に入れている。

「実はまだ迷っているところもあるのですが、“新卒”という肩書きは、この時期しかないので就職してみたいという気持ちもあります。

大学で学んでいることで、興味があるのは心理分析。学んだことを生かして、企業の人事などを担当してみたいですね。

今は依頼が来たらモデル活動をしていますが、今後も続けていきたいと思っています」

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宮本さんの“敏感肌的”推しコスメ

いろんなスキンケアを試すなかで、1年半以上使い続けているのは、LUSHのクリームタイプのクレンジング『ウルトラブランド』と、スクラブ効果もある洗顔料『天使の優しさ』だ。

「この2つで洗顔すると肌もつっぱらないし、しっとりして調子がいいんです。

あとはいろんな化粧水を使ったけど、敏感肌の私にはナチュリエの『ハトムギ化粧水』が一番落ち着きます。

美容液はトリデンの『ダイブイン セラム』が、肌の奥までしっとり潤わせてくれていいですね」

ポイントメイクはディオールの『アディクト リップ グロウ オイル001』『バックステージ アイ パレット002』、Fweeの『クッションファンデ01』が推し。

「ポーチに入れて持ち歩きはしないのですが、外出前はこれらを使ってメイクをしています」

「クマ取り」で自分を“完成”へ

ミスコンの活動が終了したことで、今はちょっと息ついているところ。でもニキビができたら即皮膚科、美容にいいとされるオーツミルクを日々飲んだりと美容意識はキープしている。

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「今までは顔写真を出すときは、後でニキビや肌荒れを消していたんです。『水光注射』を受けたあとは、『クマ取り』をして、修正なしで自分の写真を出せるように肌を磨きたいですね。

もっと自信を持って、人前で自分を表現したい。今の自分ではまだ全然満足していないので、今年中に自分なりに“完成”させたいです!」

▼宮本じゅりあさんのSNSはこちら
Instagram

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