Interview

氷上で手に入れた強さで、美しさも夢も育てていく

2025.07.17
桑原結衣
取材・文:岡本のぞみ(verb)
桑原結衣 福岡女学院大学 国際キャリア学部 国際キャリア学科3年
MBTI:ESTP(起業家)
服装:カジュアル・きれいめ系
施術経験:カーボキシー肌質ケアニキビケア、カーボキシー炭酸パック
幼い頃からフィギュアスケートに打ち込んできた桑原結衣さん。全日本フィギュアスケート選手権の出場を節目に選手活動を休止。高校2年生でモデルの活動を始めてから、ラジオパーソナリティやミス福岡女学院にも挑戦。現在はこうした活動を続けながら、将来を模索中。常に注目を集めてきた桑原さんの美容ルールについて話を聞きました。

フィギュア一筋だった少女がモデルもラジオパーソナリティもこなすようになるまで

転機1:高校生までは“全日本”を目指しフィギュア漬けの日々

フィギュアスケートを始めたのは5歳のときです。コーチがアイスダンスのオリンピアンだったので、私もアイスダンスを専門にしていました。

アイスダンスは“氷上の社交ダンス”と呼ばれる優雅なものですが、リフトもスピンもあります。きれいなだけでは済まない大変さも経験しました。

この頃はアスリートとして一流になることしか頭になかったです。実際、全日本選手権の出場も果たしました。

フィギュアスケートは見せることも重要で、普段のメイクとは違った、氷上で映えるメイクを教わって、メイクのバリエーションについても学びました。

結衣さんもらい画像1

転機2:モデル活動のきっかけはケガ

高校2年の頃、ケガをしてスケートリンクに降りられない日が続いていました。

この頃、モデルとしてスカウトされ、いい機会なので挑戦することにしました。学生向けのファッションイベントでランウェイを歩く仕事やブライダルモデルなどをしていました。

私の通っていた高校は橋本環奈さんも輩出している女子高で、モデル事務所に所属している友達も多かったので、美容やファッションに対する意識がグッと上がりました。

この頃からCAになりたいという夢ができたので、フィギュアスケートの選手活動は休止して、大学受験に備えました。

転機3:ラジオに挑戦。ミス福岡女学院でもグランプリ獲得

大学に入学すると、縁あってラジオパーソナリティの仕事を始めました。

イメージと違うとよく言われますが、私はおしゃべりが大好き。警固公園の前のガラス張りのサテライトスタジオでお話するのはとても楽しい時間です。

2年生になると、憧れの先輩の影響もあって「ミス福岡女学院」にも出場しました。

SNS審査があったので、友達をたくさんつくって宣伝して、グランプリを獲得することができました!

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多彩なポジティブガールの美容ルール

二重や涙袋は、実は自力

もともと一重で涙袋もないタイプの目もとでした。

中学の頃、憧れていた先輩が二重だったので私も二重にしたくて、自分で線を引いて痕をつけるかんじでテープを貼って二重をつくりました。

涙袋は、ワセリンを塗ってから目の下の筋肉を鍛えるイメージでストレッチしていたら自然と涙袋ができました。

中学生の頃でお金がなかったので必死につくりましたが、いまは美容医療で手軽につくれるので、その方がいいですね(笑)。

毛穴対策にはカーボキシーがおすすめ

二重や涙袋は自力でしたが、美肌対策は美容医療のお世話になりました。

高校までフィギュアをやって濃いメイクをしていたので、毛穴やニキビが気になっていて、大学1年で始めてカーボキシー炭酸パックの美容医療を受けました。

やってみたら、気になっていた小鼻の毛穴がすっきりして、肌がもちもちに。

そのときのいい感覚があったので、成人式の前撮りのときにも受けました。やはり汚れは溜まっていくので、半年や1年に1度は受けたいと思います。

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福岡女子は渡韓美容がトレンド

福岡は韓国に近いので、韓国に行くのは気軽な感覚。福岡のクリニックに行くよりも、韓国のクリニックに行く女子が圧倒的に多いですね。

美容意識も高くて、大学生のほとんどはヒアルロン酸や糸リフトをやっているように思います。

いま流行っているのは、肩をスッキリ見せる肩ボトックス。私の通っている女子大も意識が高い子が多いので、みんなの美意識に刺激を受けています。

人に見られる意識をいつも忘れない

ミス福岡女学院の審査期間中は、SNSに力を入れていたので、「見ています」と声を掛けられることも多かったです。

たくさんの人に応援してもらうためには、普段から見られている意識をもつことが大切だと思います。

街を歩くときは姿勢を良くして、いつも口角をあげて印象をよくしていました。少し巻き肩だったので、フィギュアスケートと並行してやっていたバレエを復活させたりして、姿勢を直しました。

ポジティブの秘訣は家族とのおしゃべり

モデルやラジオの活動のほかに、スケート教室の先生を含め、アルバイトを5つやっています。

よく「元気だね」と言われますが、その秘訣は家族とおしゃべりしてストレスを発散すること。

お母さんとは親友みたいに仲が良いので嫌なことがあったら何でも話しますし、お父さんは明るくていつも楽しませてくれます!兄は私と反対で落ち着いたタイプなので、カウンセラーみたいに話を聞いてくれます。

家族に話してすっきりさせてもらっているので、とてもいい環境だと思います。

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白湯とウォーキングで朝活

フィギュアスケートは朝4時から練習していたので、いまも早起き。朝は白湯を飲んでからウォーキングをしています。

白湯を飲むと腸内環境が良くなるといいますよね。ウォーキングは大濠公園という大きな公園で歩いています。

ときどきカフェに立ち寄ってアサイーを食べたりもしています。朝活をするにはベストな公園です。

冷え症対策はマッサージと骨盤ストレッチ

フィギュアスケートをやっていたので、冷え症対策もずっとやっています。

朝起きるとむくんでいることもあるので、クリームを塗って目の上をマッサージしたり、耳回しをしています。クリームはTHREEやAesopがおすすめです。

やるとやらないでは全然変わります。寝る前は骨盤ストレッチをやってから、着圧ソックスを履いて寝ています。

寝る間にも白湯を少し飲んでから寝るのがいいと思います。

将来は憧れのCAかレポーターの仕事に

モデルやInstagramの発信だけを見た人には「おしとやかそう」「大人っぽそう」と言われますが、実際は積極的に話しかけるタイプです。

もともとはおとなしい性格だったのですが、フィギュアを始めてからは、遠征先で友達をつくらなきゃいけなかったりして自分から話しかけにいくようになりました。それでコミュニケーション能力がついたのかなと思います。

いまもバスで隣になったおばあちゃんと友達になることもあって、友達づくりが趣味みたいになっています。

でも、洋服はお母さんと買いにいくことが多いので、ヒールに合うようなきれいめのファッションを選んでいます。だからギャップがあると言われるのかもしれないですね。

結衣さんもらい画像5

フィギュアスケートをやっていた頃、よく遠征で飛行機に乗っていました。

毎回のようにCAさんにお手紙をもらって励まされていたのが印象に残っていて、CAになりたいと思って大学を選びました。

就職活動で航空会社へインターンにも行っていて、これから英語の勉強にも力を入れたいと思っています。

一方でラジオの話す仕事もとても楽しいので、レポーターの仕事もいいなと思っています。憧れの仕事ができるように、コミュニケーションと美容は磨き続けていきたいですね。

桑原さんが選ぶ3つの推しコスメ

桑原さんが普段使っている美容コスメのなかで、3つおすすめを紹介してもらいました。

桑原結衣

(1)キャンメイク プランぷくコーデアイズ03
塗るだけで涙袋がぷくっとなるので、もしすっぴんで1つメイク道具を使っていいとしたらこれを選ぶくらいかわいくなれます。マット、パール、ラメの3パターンの涙袋が作れて、影用に1色セットされているのも便利です。

(2) ディオールスキン フォーエヴァー グロウ ルミナイザー03
ハイライトなのですが、これを頬の上に塗ると元気に見えるので、普段はもちろんフィギュアを教えるときにも使っています。あまりつけすぎるとテカってみえるので、さりげなくすっと塗るのがポイントです。

(3)KATE ラッシュフォーマーEX BK-1
このマスカラを使うと、きれいにセパレートできて、自まつ毛感を残してナチュラルに盛れるので手放せません!デート前はもちろん、高校生のスクールメイクにもおすすめです。

▼桑原結衣さんのSNSはこちら
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