自分を磨くたびに近づく。“誰かの推し”になれる未来へ

小学3年生で目覚めたメイク熱は、もちろん現在も継続中。今でも1カ月の支出の多くは美容に費やすのだとか。
美肌を保つためのルーティンやアプリを使った美容情報のリサーチ法などをお聞きしました。
5歳でアイドルに目覚め、生活の中心になるまで
転機1 メイクは小学生向けファッション誌、スキンケアは母から影響を受ける
メイクに興味を持ち始めたのは小学校3年生の頃。
当時発行されていた「JSガール」という小学生向けのファッション誌を愛読していて、横島ふうかさんというモデルさんの大ファンでした。
当時住んでいた愛知県から東京まで、雑誌主催のファッションショーを見に行ったりもしていました。
子どもの頃からスキンケアや日焼け防止には母が厳しかったので、早い段階から日傘はもちろん、アームカバーも使っていました。
日焼け止めは夏場だけでなく、冬でも曇りの日でも必ず塗ります。
紫外線は1年中あるので、雨や曇りの日も安心できませんから。
今日もそうですが、普段からファンデーションは塗らず、日焼け止めとコンシーラーだけ。
シミのない白い肌を保ちたいので、これからも引き続き注意しながらいきます。

転機2 “マスク美人”にはなりたくない! コロナ禍は美容に熱中
中学生のときは高校受験のストレスからか、肌が荒れてしまって、ニキビもすごかった。
「効果がある」と言われる治療薬やコスメを試したり、口コミのちょっと怪しげなテクもやってみたりしてさらにひどくなったりもしました。
そうこうしているうちに、高校生になったんですが、その期間はずっとコロナ禍で。
そこでマスクをつけた方が美人に見えるという「マスク美人」なんて言葉も流行りましたよね。
そう言われたら嫌だなと思うようになって、スキンケアはもちろん、口元もケアやリップも今まで以上に気を使うようになりました。
転機3 オーディション、ミスコン参加で美容意識アップ!
アイドルは幼稚園年長くらいから好で、AKB48の大島優子さんに夢中でした。
そんなこともあって小学校6年生のとき、父の知り合いがプロデュースするふたり組ユニットとして、ご当地アイドルもしていました。
でも活動は月1くらいで、「楽しかった」というより「もっとやりたかった」という思いが強かったですね。

高校3年生で東京の大学に進学を決めたとき、「もう一度アイドルをやりたい」という気持ちが強くなってきました。
東京に来てからモデルなどのオーディションを受けてみたこともあります。
大学2年生で全国の大学・大学院・専門学校などの学生が出場できる「MISS CIRCLE CONTEST」にも出場し、配信審査で1位をいただきました。
カラオケや料理、半年ほど毎日、配信をしていましたが、本当に大変だった(笑)。
画面に映る自分を見て、いろいろ気になるところも出てきて、より美容意識が高まり、ケアにも意欲的になってきました。
大学進学とともにひとり暮らしをしていますが、今では家賃を除いたら一番多い支出は「美容」なんです。
推し活女子・浅野さん流、美容の取り入れ方
美容医療&グルメを楽しみに定期的に韓国へ
大学進学とともに「家庭教師」のアルバイトをしています。
美容医療を受け始めたのは自分でアルバイト代を稼げるようになってからで、初めて受けたのは大学1年生のときの「ハイドラジェントル」(毛穴の奥に溜まった汚れや角栓を柔らかくし、吸引すること)。
以前から鼻の毛穴が気になっていたんです。
美容医療はやはり即効力があるので、それからは気になった施術は失敗しないようによく調べてから受けるようにしています。
乳酸ピーリングと眉毛アートは年に2回。初回は母と一緒に韓国で受けました。
韓国には母と行くことが多いですね。
美容施術を受けられるし、おいしいものも食べられてストレス解消にもなります。

信用できるのはリアルな意見
美容医療は定期的に受けているのですが、日本・韓国どちらのクリニックでも、全てアプリを使って予約しています。
韓国と日本の美容クリニックで施術を受けたユーザーのリアルな口コミを確認したり、自分で投稿したりすることができるアプリ「カンナムオンニ」を使うことが多いです。
このアプリでは悪いことも良いことも書いてあるから信用しています。
コスメを買うときは、自分の悩みを検索ワードに入れて、TiKToKを利用しています。
全てのアプリやSNSでは、「正直レビュー」が一番信用できると思っています。
リアルなものしか参考にしたくないんです。
人の評価も美容に力を入れるモチベーションに
毎日配信をしてミスコンで賞をいただいたこともあり、ありがたいことに人からほめられることも多くなってきました。
おじいちゃんも会うたびに「きれいになったな」と言ってくれます(笑)。
13歳と11歳の弟がいるのですが、弟の友だちの女の子にも声をかけられたり、私のSNSをフォローしてくれたりもしているようです。

ひとり暮らしになってからはメイクやスキンケアだけでなく、食事にも一層気をつけるようになりました。
食べたら人の3倍は太ってしまう体質なので、食事は玄米中心でパンや麺は極力食べません。
急激なダイエットをしてもリバウンドするのが目に見えているので、日々の生活で改善していかなくてはと思っています。
本当はラーメンが大好きなんです。何かのごほうびの折には食べたいとは思っているのですが、基本的には我慢しています。
今やGoogleマップに行きたい店をピン留めするのが趣味です(笑)。
もうすでに53か所ピン留めしています。ちょっとこれが楽しみにもなってきました。
アイドルにもらった元気を、次は与えられる存在になりたい
高校生のときからアイドルのコンサートには行っていましたが、東京に来てからは本格的に行くようになりました。
好きなアイドルはJamsCollectionの水瀬さららさん、AKB48はずっと好きなのですが、今のメンバーでは八木愛月さんが好きです。
私にとってアイドルは「日々頑張る理由」です。
落ち込んだときに好きなアイドルを見ると「私のために頑張ってくれているんだから、自分も頑張らなくちゃ」と思えるんです。
これからも一層美容にアンテナを張って、行きたいですね。

友だちでアイドルをやっている子もいるし、自分もやってみたいという気持ちは強くなっていますね。
私がアイドルのみなさんからもらっていた元気を、みんなに与える存在になりたいです。
私は暗記が得意なので、一度会った人は忘れないんです。
アイドルが自分を覚えてくれていたときはうれしかったので、将来、自分もそれをしてあげられるようなアイドルになりたいです。
浅野さんのポーチの中身を大公開
美容が大好きだという浅野さんに、普段持ち歩いているポーチの中身を見せてもらいました。
特にお気に入りなのが、SINDEL(1)、dasique(6)、ダルバ(7)だそう。

(1)パッケージも可愛くて持ち歩くだけで気分も上がります
SNIDEL フェイス スタイリスト 02
(2)友だちに誕生日プレゼントにもラッタディオール。ハイライトに使っています
ディオール スキンフォーエヴァー クチュール ルミナイザー
(3)4色のパウダーが透明感を引き出してくれます。コンシーラーの後これをつけるだけで肌が整います
ジバンシィ プリズム・リーブル
(4)「X」でバズっていたので、韓国に行ったとき自分で買いました。「ブルベ夏」の自分の肌に合うみたいです
fwee 3Dボリューミンググロス ヨーグルト70%
(5)高校生のときに買って、ずっと使っていなかったんですが、最近「これ使いやすいかも」と思い出してまた使い始めました。」 THE アイパレ 02 駆け引きのピンク
(6) 自分の肌の色に合っていて、気に入っています
dasique ブランディング ムード チーク06
(7) 普段はこれを塗ってコンシーラー、あとはパウダーだけでファンデーションは使っていません。ダルバ ウォータフルトーンアップサンクリーム(パープル)
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