踊りも、学びも、美容も、絶対に諦めない心があれば「なんとかなる!」

2025.08.31
田中稀乃香
取材・文:マキ パッソローネ
田中稀乃香 千葉大学 工学部総合工学科 4年
MBTI:ENFP(広報運動家)
服装:きれいめ, ガーリー, フェミニン系
施術経験:脂肪溶解注射ハイフ
小さな頃から目標を持ち、そこに向かって努力することを続けてきた田中さん。

受験や部活のレギュラー争いなどでは、かなり厳しい状況でも諦めずに戦略を練って臨んできました。

たとえ成果が出なくても、その悔しさやそこまでの努力を糧に、さらに頑張れる強さがあり、その姿勢は美容に関しても共通しているようです。

そんな田中さんが目指す美しさについて、日々の美容ルーティンや美容医療の経験なども合わせて伺いました。

ただ踊るのが好きだった子が、全国大会とミスコンの舞台に立つまで

転機1 小6、かわいい友だちの影響で髪型に気を使うように

小さな頃から踊ることが大好き。

6歳からモダンバレエを始め、ヒップホップダンスやピアノも習っていました。

踊りの経験は、今の見られる意識に生きているかもしれません。授業などで発言はしない子でしたが、人前に出るのは好きで、モダンバレエの発表会なども楽しかったです。

小6の頃、仲良しの友だちがめっちゃかわいくて、その子を真似して髪型などに気を使うようになりました。

田中稀乃香

転機2 高校の文化祭でミュージカルの主役に

高校生になり、スマホでSNSを見始めるとメイクにも興味を持つようになりました。

相変わらず人前に出ることが好き。

高校では合唱部に所属し、文化祭でミュージカルがあると、主役としてステージに上がったりもしていました。

転機3 ミスコンを機に美意識が向上、努力の末ファイナリストに

大学生活で「目標達成した」といえることを何かしたいと思い、競技チアのサークルに所属しました。

競技チアの魅力は、みんなで息を合わせて一つの作品をつくり上げること。

「全国大会に出る」という目標を掲げて練習を重ね、中だるみしそうなときは、みんなで定期的にミーティングをしたり、上手い人たちの動画を見たりしながら気持ちを盛り上げて、見事目標を達成することができました。

田中稀乃香
チア姿の田中さん

大学2年生のときにはミスコンに出場。

授業やチアと並行してのミスコン活動でしたが「大学生のうちに何か成し遂げたい」という目標もあったので、諦めずに頑張り続けてファイナリストになれました。

人に見られる機会が増え、ダイエットや肌管理などにも関心が高まりました。

人前に出続けることで磨かれた田中さんの美容法

ミスコンでファイナリストになれたことも学生生活の宝物に

ミスコンへ出場するとそれまで以上に人から見られる意識が高まり、丸顔をもっとスッキリさせたくて、ハイフを受けることにしました。

クリニックは大学の友だちの紹介で割引が受けられる美容皮膚科で、念のため「ハイフ」「効果」など検索して評判を調べました。

受けてみた感想は、輪郭が少しスッキリした、という感じ。

母からもそのように言ってもらいました。おかげで自信もつき、ファイナリストになれました。

大学3年生のときに、ミスコン仲間の紹介で、足に脂肪溶解注射も受けました。

2回ほど受けて、ちょっとほっそりした感じです。

痛みは注射するときが一番痛かったくらいでした。

美容医療を受けて一番よかったのは「お金をかけてケアしたのだから、これからも努力しよう」と思えたことかもしれません。

引き続き美しくありたいという意識を持って、ケアを継続していこうという意識が高まりました。

今気になっているのはボトックス注射。

肩のシルエットや肩凝りが気になっているので、肩に打ってみたいです。

田中稀乃香

偏った食生活でぎっくり腰に。今は健康第一

ミスコンエントリー中は忙しくて、豆腐や納豆だけ食べて、お菓子をちょこちょこつまんで……といった偏った食生活でした。

体調を崩してしまったある日、物を拾おうとしたらぎっくり腰になってしまいました。

それ以外、健康第一と考えて食事に気をつけたり、運動をするようにしています。

朝ご飯は野菜をハサミで切って、コンソメか白だしかウェイパァーでスープにして、お米と、卵やしゃけなどのタンパク質と合わせて食べています。

お昼は、お米とつくって冷凍しておいたおかずをタッパーに詰めて、お弁当にしています。

卵が大好きで、毎日2個は食べています。お弁当に入れるほかに、夜遅くまで勉強してお腹がすいたときに卵を炒めて食べてから寝ています。

最近は大学院の入試準備のためにチアをやめたので、運動習慣がなくなってしまいました。

ぎっくり腰の教訓もあるので、筋肉をつけようと思って毎朝20分程度の散歩をしています。

散歩は心にもいい影響があります。入試のための暗記の音声を聞き流しながら歩いています。

スキンケアルーティンは肌質の似ている母の影響も

乾燥肌なので、どんなに眠くてもメイクを落として化粧水だけをつけて寝るようにしています。

母が愛用していたアクアーリオの化粧水を使っています。

とくに乾燥していると思った日は、パックをしたり、EMS美顔器を当てています。美顔器を使い始めたのも母の影響です。


美容情報はTikTokとかインスタのリールで流れてくる動画から得ることもありますが、肌質が似ている母からの影響も大きいかもしれないです。

田中稀乃香

鏡の前で日々、左右均等の笑顔を練習

昔から人前に出るのが好きなタイプ。

やりたいと思ったことは結構なんでも挑戦してきました。

笑顔のつくり方は小さな頃から練習していました。

ポイントは、鏡を見ながら頬の一番高いところに力を入れて、左右均等になるよう口角を上げることです。

“絶対に諦めない”私を支えるのは、なんとかなる精神

性格は負けず嫌い。

モダンバレエの劇でオーディションがあったら「絶対受かる」、賞があったら「絶対獲る」という意識で勝ち取ってきました。

もちろん、うまくいかないこともありました。

中学のバレーボール部では、スタメン争いに臨んで敗れ、高校の成績は1位を取りたくて頑張っても、ずっと2位だったんです。

そのような厳しい状況でも、諦めずに戦略を練って臨んできました

高校の合唱部ではソロパートを狙うため、効率的に自主練をする方法をめっちゃ考えました。

先輩が教えてくれたことは全部メモして、復習してから練習することを意識して、うまくいきました。

受験生の時は、冬まで志望校の判定はE判定でしたが、部活もある中で、隙間時間に勉強しながら苦手科目を潰していきました。

その結果、第1志望校には届きませんでしたが、第2志望の大学に合格できました。

こうした経験から、すぐに結果が出なくても「絶対に諦めない」という強い意志を持って努力を続ければ、いずれ結果が出たり、そうでなくても大きく成長できると学びました。

でも苦しいときに考えすぎても良い結果にはならないので、「なんとかなる」と気持ちを切り替えています。

困ったことがあったとき、自分を追い詰めすぎると心が折れてしまいます。

「なんとかなる」と気楽に捉えた方が、結局は努力を続けられるように思います。

今は院に進むための試験勉強中で、不安になることもありますが、これからも諦めない心と「なんとかなる」の精神で、いろいろなことに取り組んでいきたいです。

田中さんの推し美容アイテム3選

普段使っている美容アイテムのなかで、田中さんの推し美容アイテムを3つ教えてもらいました。

田中稀乃香

(1)アクアーリオの化粧水
余計な成分が入ってなくて、肌にすっと浸透する。

(2)EMS美顔器
肌が乾燥したときに使用。化粧水の浸透がよく、肌を引き上げてくれる。

(3)コスメデコルテ ルースパウダー 00番
友達や母も使っていて、祖母が買ってくれて使用。自然な明るさが出て、減りが少なくコスパがよい。


▼田中稀乃香さんのSNSはこちら
Instagram

share
    Latest

    • かわいい子は損だらけ!? ~意外と知られていない苦労と「逆偏見」の実態に迫ってみた~
      2025.08.29 Theme & Feature
    • 永井玲衣

      視聴者の心を震わせられるように。自信と言葉を紡いでいく
      永井玲衣
      2025.08.25 Documentary #スキンケア
    • 浅野かのん

      自分を磨くたびに近づく。“誰かの推し”になれる未来へ
      浅野かのん
      2025.08.22 Documentary #小顔・フェイスライン #スキンケア