美も夢も叶える“ゲーム攻略モード”

夢に向かう“努力の過程”も大事にしているすみれさんが、美や夢のために行っている日々のルーティンとは?
自信を支え、コンディションを保つ秘訣は、ストイックながらも、ゲーム感覚で楽しみながら日々こなす自己管理の方法にありました。
やんちゃな性格から、自己管理ができる自分に成長するまで
転機1 高校受験でストイックな性格が開花
小さな頃の私はやんちゃそのもの。
小学生からヒップホップやジャズダンス、習字に水泳、英会話といろんな習い事に通う一方で、隙間時間を見つけて友達と元気に遊んでいるような子どもでした。
そんな元気いっぱいの私の最初の転機は、中学3年生のとき。進学先を7歳上の兄と同じ高校と決めてからです。
でも模試を受けたところ、中3の時点での合格率は最低ラインの2%という散々な成績。それからは目標に向かって猛勉強です。
もともと負けず嫌いの性格もあって、平日は6時間、土日は12時間も勉強するようになりました。
最終的には合格率を80%まで引き上げることができましたが、残念ながら第一希望の高校は不合格という結果に……。
ただ、その努力の過程で、自己管理や有言実行の大切さを学んだ気がします。
それまでやんちゃな私が、受験をきっかけにストイックな性格にスイッチしたようです。

受験に必死だった時代は、美容は二の次でしたが、
母が栄養士の資格を持っていたこともあり、毎日の食事の食材は国産にこだわったり、添加物をあまり使用していないものだったり、
気を配ってくれたのが、私の健康と美の土台になっていると思います。
転機2 アナウンサー・尾形杏奈さんを目指して、日々自分磨き
高校入学後、進路を考えていたときにSNSで偶然知ったのが、名古屋テレビのアナウンサー・尾形杏奈さんです。
尾形さんは、ご自身の出身地である福島の魅力を発信したり、目標に向かう努力を楽しんだり、
その姿勢に私も感化されていつしか「私も尾形さんのように誰かの心を動かす存在になりたい」という思いを強くしました。
尾形さんと同じ中央ミスコンに出場するためにも、まずは中央大学に合格しないと何も始まらないと思い、それから目標に向かってまっしぐらです。
陸上部の活動に取り組む一方で、テストの成績は学年で20位以内をキープできるように、高校受験と同様、自己管理を徹底して勉強に取り組みました。
尾形さんの影響で、美容に対する意識も変わってきました。
ただ、私は小学生高学年から皮膚科に通うほどのニキビ肌。
さらには高校2年生のときはコロナ禍によるマスク生活で、ニキビが悪化してしまいました。
なんとか肌をよくしたい思いから、自分なりに勉強して、ニキビが悪化しない習慣を取り入れました。
例えば、枕カバーを毎日変える、洗顔後に顔を拭くときはタオルを使わずティッシュで拭く、などです。
ただそれでも、受験のプレッシャーもあり、ニキビの悩みは消えませんでした。
転機3 ニキビを消し去り、ミスコンに応募。見事グランプリに
その後、無事、中央大学に合格。
大学入学を機に生まれ育った北海道から上京しました。
大学に入って受験のストレスから解放されたこともあり、ニキビは減ってきましたが、あご周りやフェイスラインのニキビがなかなか消えず、それが悩みの種でした。
そんなときに受けたのが美容医療です。
大学2年の頃、友達と韓国旅行に行くことになり、どうせなら韓国で何か施術を受けてみようと思って、友達と一緒にクリニックに行きました。
私の一番の悩みはやっぱりニキビ。
ニキビ肌の改善に効果があると聞いて「ポテンツァ」を受けました。
施術を受けたらニキビ肌が本当によくなったんです。
そのあとは、日本で「リジュラン」や「ハイドラフェイシャル」を受けました。
もともとニキビで皮膚科に通っていたので、美容医療も治療の延長という感じで、自然な流れで受けました。
日々の積み重ねもあり、今は皮膚科に通わなくていいほど、肌のコンディションがよくなりました。
美容医療を受けてからは、メイクののりもグッとよくなりましたね。
高校生の頃から目標にしていたミス中央では、グランプリを受賞することができました。

小さなことでも怠らない。
積み重ねて結果を出す、美容術
いろいろ試してニキビ&脂性肌に合うコスメを見つける
ミスコンにエントリーされてからは、美容に本腰を入れ始めましたが、そのときに取り入れた習慣のうちいくつかは、今も継続しています。
効果があると感じているのが、無印良品の「薬用クリアケアシリーズ」。
私の肌にすごく合っていて、それを使い始めたらニキビが気にならなくなりました。
ほかには、小林製薬の「オードムーゲ 集中バリアジェル」など、ニキビにいいと聞いたものをいろいろ試して使っています。
また、毛穴詰まりを抑えるために、ファンデーションをあまり使わないのも私流。
スキンケア後はUVと化粧下地を塗って、ルースパウダーを乗せたらベースメイクは完了です。
お気に入りの下地は多数揃えていて、KISSの「マットシフォンUVホワイトニングベース」は、プチプラなのに優秀で、脂性肌寄りの私の肌によく合います。
日差しを浴びた後はクールダウン
大学では、準体育会系サッカー部のマネージャーをしていました。
中学生の頃は陸上部だったし、小さい頃は外で遊んでいたので、紫外線の影響は、ずっと切れない毎日。
紫外線でニキビが悪化するので、日焼け止めは365日欠かせません。
外に出るときは日傘も忘れないようにします。
そして、帰宅したら早めにクレンジング。
もし、火照っていたら保冷剤で冷やして炎症を抑えています。
そして何より重要なのが、早めに寝ること。休息をとることはニキビを悪化させないためにも大切なことだと思っています。
代謝を上げる生活を心掛ける
肌の代謝を良くしたり、汗をかいて毛穴汚れを落としたり、余計なものをデトックスするために、夏でも湯船に20分は浸かるようにしています。
大学生になって一人暮らしをするようになってからも、シャワーだけの日は、ごく数える程度です。
お風呂好きが高じて、サウナに通うようになりました。
たっぷり汗をかいて「ととのう」時間は、すごく落ち着きます。
今は週に1~2回のペースで通っています。また、朝一番に白湯を飲んでいます。
これも代謝を上げるための習慣です。

朝夜のストレッチや筋トレで姿勢や体型を維持
朝と夜寝る前にストレッチをしています。朝は肩甲骨まわりが中心。
肩回まわりが固まると、姿勢が悪くなると聞いて、朝はよく回します。寝る前は全身のストレッチをしています。
また、おなかが出て見えやすい体型なので朝は腹筋もプラスしています。
筋トレはカロリーを消費する意味もありますが、基礎代謝も増えそうだなと思って続けています。
美味しいお手製スムージーで必要な栄養分を摂取
朝は、私のオリジナルレシピのスムージーを飲むようにしています。
必ず入れるのが豆腐。とろっとした感じに仕上がって、すごくおいしいんですよ。
豆腐のほかによく入れているのが、バナナ、ほうれん草などの青菜、豆乳、はちみつ、季節のフルーツなど。
タンパク質をとりたいときは、プロテインを入れることもあります。
生のフルーツから酵素も摂れるし、スムージーだと胃腸がびっくりしないので、固形物を重く感じる私には合っている気がします。
スムージーは健康のためというより、味が好きで続けています。
美容も将来も、継続できるもので自分の土台を築いていきたい
受験、ミスコン、そしてニキビを改善する生活習慣や美容医療を通して、学んだのは自ら考えて行動することと、日々の積み重ねの大切さです。
ミスコンに出場するときは、毎朝ジムに行き、夜はサウナで汗を流して……という日々でしたが、別に毎日苦しみながらやってたわけではありません。
私の場合、明確な目標があり、その理想に向かってやりたいことを、ただこなしていただけなんです。
その日、やりたいタスクを紙に箇条書きにし、「今日はこれをこなすぞ!」と決め、「どうやったらこなせるかを」を考えながら進めると、まるでゲーム感覚で楽しみながら進められます。
1日のタスクを決めて実行するのは、高校受験のときからルーティンで、今もそのやり方を続けている感じです。
タスクをこなす過程も楽しくて、特にミスコンのときは、今思い返しても「あ、すごく頑張ったな。楽しかったな」と思えます。
最初から大きな目標を立てるのではなく、できそうな小さな目標をいくつも立て、
もしちゃんとこなせない日があっても、それは明日にすればいいかな、と柔軟に考えるのも、楽しく継続するコツです。

大学卒業後は人前に出る仕事を……と考えていましたが、これまでの学生時代の学びを生かして、長く働ける仕事に進むことにしました。
自分が目標に向けて頑張った大学時代のミスコンの素敵な経験を胸に、これからも日々の積み重ねを大切にしていきたいです。
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