性別に関して、この言いようのない窮屈さは自分だけじゃないのかも
2021.11.29
取材・文:ヨコシマリンコ 撮影:小川 遼
そーすけ(25)イラストレーター
今日のファッション
今日は中華街をブラブラする予定なので、どうせなら中華街っぽい格好がしたいなと思って。高円寺の古着屋さんで一目惚れしたこのチャイナっぽいジャケットは、柄が髪色ともマッチしていて即買い。普段から派手な格好はよくしていますが、基本的にその場所になじむような、「最初からそこにいた」みたいなイメージでコーデすることが多いです。
好きなこと、趣味、仕事について
夜の散歩をずーっと続けてます。仕事終わりが17時とか19時が多いんで、その時間から電車を使わずに家まで歩いて帰ることが多いですね。平気で2万歩とか歩くんですけど、全然飽きなくて(笑)。駅数で言ったら4駅くらいは普通に歩いちゃう。
自分の個性、多様性について
性別、内面、外見とかで変に線引きせず、常にフラットな視点で物事を見る……そういう気持ちが最初からあります。物心がついたときから、性別で判断されるのが嫌で、違和感があったんです。女性としての振る舞いを求められるのは違和感があるけど、男性になりたいわけでもなかった。「この言いようのない窮屈さは自分だけじゃないのかも」と思い、ジェンダーについて調べるようになって、徐々に自分を見つけていきました。今もいろいろなことを知るたびに更新し続けてます。