今も坂道を転がっている最中。何かを始めるにはまず“歴史を学ぶ”のが大事
2022.06.01
取材・文:ヨコシマリンコ 撮影:小川 遼 撮影場所:川越
![ゆうと(30)アパレルブランド「SLAPPING」経営者](https://img.1-one.jp/articles/1654569931-yoko_710x520%402x+-+2022-06-07T114529.455.jpg?w=710)
ゆうと(30)アパレルブランド「SLAPPING」経営者
今日のファッション
商談があったので、自分のブランドのTシャツを着てます。ブランドの世界観に合わせたラフなスタイルですが、くだけすぎないように。失礼がない範囲でまとめてます。
![「川越は、京都っぽさと原宿っぽさが乱立しているような、いい意味で洗礼されてない感じが好きです」](https://img.1-one.jp/articles/1654570029-img01%402x+-+2022-06-07T114707.415.jpg?w=524)
好きなこと、趣味、仕事について
仕事は色々やっていて、ファッションブランドの立ち上げや運営もその一つ。ファッションブランドが夢だったというより、やれることがファッションブランドでしたね。僕は20代で3回くらい無職をやっているし、キャリアも一貫してない。やってきた業種もバラバラ。今できることをやったら、やりたいことが見つかった感じです。外の世界に踏み出すことや失敗は怖いけど、まずは一歩踏み出すことが大事だと思う。最初はタバコ代くらいしか稼げなくていいんです。踏み出してみたら、意外と坂道でどんどん転がっちゃうってこともありますよ。僕は今も転がっている最中です(笑)。
![「『SLAPPING』は、ファッションだけじゃなくて、ライフスタイルも提案する場でありたい。居場所が見つからない人でも、ここにいたら楽しいことがあるかも!と思える居心地がいい場所にしたいですね」](https://img.1-one.jp/articles/1654570083-img01-1%402x+-+2022-06-07T114800.871.jpg?w=524)
自分の個性、多様性について
何か始めるときに必ずやってることは、“歴史を学ぶ”こと。大体のものは、すでにカルチャーがあって、先人の築いたいしずえの上にある。だからいくら新しいことをやりたいという気持ちがあっても、先人へのリスペクトがないと必ず地雷を踏む。昔はめんどくさいなと思ってたけど、ちゃんと歴史をおさえていると、社会に出たとき、みんな心を開いてくれるんですよ。カルチャーへのリスペクト、大事です。
![ゆうと(30)アパレルブランド「SLAPPING」経営者](https://img.1-one.jp/articles/1654570121-img02%402x+-+2022-06-07T114839.158.jpg?w=524)