採用担当者が考える外見美
「面接をする側とされる側、お互いに見られています」

2022.12.12
ゆりさん
取材:ヨコシマリンコ
文:ONE編集部
撮影:小川 遼
ゆりさん 経験施術は、二重埋没法、糸リフト、医療脱毛、ボトックス注射。
30代、東京都在住、会社員。採用担当として人事の業務に邁進中。趣味は、スーパー銭湯巡りと野球観戦。サウナで野球中継を観るのが至福の時間。
「趣味は、スーパー銭湯と野球観戦。サウナで野球観戦できたら至福ですね」と、柔らかな物腰でにこにこ話す、ゆりさん。企業の採用担当として、面接者を見る立場であるのはもちろん、“面接者からどう見られているか”を意識しているという彼女。
「同等の能力をもった2人がいた場合は、どうしても外見の違いで判断されてしまう。それは、企業側も同じです」
このようなシーンで、美容医療はどのような役割を担うのか。ゆりさんの美容に対する価値観を聞いてみた。

趣味がスーパー銭湯めぐりと野球観戦ということですが、ハマったきっかけは何ですか?

もともとソフトボールをやっていたので、その延長で野球観戦もしています。スーパー銭湯は、いろいろな種類の銭湯があるのが単純に楽しくて。これまでは、スーパー銭湯に行くと、腕の毛まわりが気になってたんですけど、脱毛をしてから肌を見せても気にならなくなって、“より”ハマりました(笑)。

銭湯って、単純に広いところに入れて非日常感がありますし、今のスーパー銭湯は温泉だけじゃなくて、その後普通に仕事ができたり、話せたりするスペースがあるので、そういうのひっくるめて好きなんです。普通に、遊びに行く感じです。

ゆりさん話す

サウナで野球中継を観てるそうですね。ゆりさんの趣味の良いところ取りみたいな。

そうです(笑)。スーパー銭湯の中のテレビでちょうどやってたから、じゃあ7回裏まで観ていこうみたいな。ストレス解消だし、癒しもあるし、“ちょっとそこまで”の感覚で非日常を味わえる場所かもしれないですね。

では、お仕事について教えてください。

企業で採用担当をしています。

採用担当として、意識していることはありますか?

面接の際、スキルや内面を重視するのは当たりまえですが、同等の能力があったとしたら、判断基準が立ち居振る舞いや外見に向いてしまうのは少なからずあると思います。好みなどの感覚的な話ではなく、身だしなみ含めてしっかり整っている方のほうが、面接官同士で「会社として前に出せるよね」などの意見は出ることがあります。採用は人対人なので、外見に左右されることは当然ありますよね。

私自身の意識としては、面接のときは相手を不安にさせないように、「この会社のことなら何でも聞いて!」といった具合に、自信を持って喋るようにしています。

見た目で言うと、今の学生さんって面接官が持っているモノ、身に着けているモノを見てると聞いたこともあり、名刺入れやスーツはブランドものにしたり、小綺麗にしておくよう気を付けています。今はできていないですけど、以前は髪の艶とかまで。「普段から手をかける余裕があるんですよ、当社の社員は」っていう雰囲気は醸し出すよう努力してました(笑)

ゆりさん笑顔

「会社の顔」になるということを意識してたんですね。

そうですね。この会社に入ったら大変そうって見られないように。やっぱり就職希望者も面接する側と同じように、最後A社かB社かってなったときに、面接官とか社員の外見の印象で判断する可能性もあるでしょうから。

ゆりさんは、見た目を整えるために美容医療の施術を受けた一人ですが、きっかけはなんだったのでしょうか。

小学校の卒業式とか、みんなで撮ってる写真を思春期の中学生ぐらいに振り返って見たときに、「自分の目って小さいな」とか「左右差こんなにあったっけ」とか……、私の目元、嫌だなって単純に思ったんです。

どうにかできないかと、お金を掛けずにアイプチをやり始めましたが、朝もしんどいし、どうしても時間がなくてやって行かなかったら「昨日泣いた?大丈夫?」とか言われて(笑)。「やばい、そんなに違うんだ印象」って思って。お金が貯まったら二重手術をしてみたいなっていうのは、若い頃から思ってました。

ゆりさんインタビュー中

実際に施術を受けたのは、いつ頃ですか?

結局、大学生になってアルバイトをしてから、大学1年生のときでしたね。結構な一重だったし、今も別にやり切ってないですけど、個人的には左右差を凄く感じていたので。二重埋没法を受けました。バイト代のほとんどを、脱毛とか二重とかに注ぎ込んでいました。

全身の医療脱毛をやるきっかけは何だったのですか?

家系的に結構毛深いので、中学生のときはコンプレックスでした。部活はずっとバスケットボールをしてたんですけど、腕・脇・脚など露出が多いユニフォームが嫌になってしまって。それで高校に入ってからは、ソフトボールに転換したぐらいです(笑)。

大学生になって脱毛をしてからは、めちゃめちゃ楽になりましたね。やってからは肌もそんなに荒れないし、もっと早くからやれば良かったと思いました。

ゆりさん椅子に座る

美容医療の施術を受けたいと思ってもなかなか踏み出せない人が多いなか、一歩踏み出せた要因は何ですか?

大きなお金を掛けずに市販の美容グッズとかサプリメントを買ったり飲んだりし続けて、疲れてしまったというか。これ永遠にやり続けるの費用対効果悪くない?って思った瞬間に、多少怖くても何万円か出して1回でバシっとやった方がいいよね!って思ったのがきっかけです。

その日のコンディションによって違うし、時間をかけることが大変だったから、基から変えて“ベースをキープできるものにしたい”っていう思いはありましたね。

結果的に、自分の中のネガティブ要素は解消できたので、やって良かったです。気になるところや、もっと良くしたいところはありますけど、写真を見返したときに昔のようにめちゃくちゃテンションが下がることは減りました。

社会人になってからは、糸リフトとボトックス注射をされたとか。

そろそろマスク生活が終わるのかな、っていう不安を感じてやりました(笑)。どうせだったら毎年1回、ボーナス払いみたいなので美容医療を受けようと思っていたので、今年は糸リフトをやってみようかなと思って。ボトックス注射と併せてやったんですけど、満足度で言うと、まだ正直10段階中1~2ぐらい(笑)。初日は口が閉まらないぐらい本当に引っ張られてるみたいな感じでしたが、継続が大事ですかね。でも個人的には、悩み続けるよりは、思い切ってやって良かったと思ってます。

ゆりさんとコーヒー

美意識を高く保ち続けられる理由はなんでしょうか?

会社で美容を気にしている同年代の人と、気にしてない人がいたときに、やっぱり美容を気にしているほうでありたいって思ったんです。身近にそういうタイプの違う人がいたので、その影響は大きいのかなって。

最近では男性の美意識も高まってきていますが、男性の美容についてはどう思いますか?

もっとやったら良いのに(笑)。女性と比べたらあんまり浸透していないかもしれないけど、そういうのは気にせず、やりたい箇所があるなら、やってみたら良いのになって思います。

採用的な視点で言うと、髭ありor無しというのは、どうしても見てしまいますよね。

そうですね。今では「髭全然OKですよ」って会社が増えてますけど、実際は「何で髭も剃らずに」って思う企業も少なくない。やっぱり綺麗に剃っているほうが採用シーンでは、まだまだ得することが多いのかもしれませんね。

若い人同士だったら、「その髭格好良いですね」とか認め合う感覚もあるのですが、そうではない価値観の方も結構いらっしゃいますので。人の価値観を変えることはできないですからね。そこを気にする人が面接官だったりお客様だったり、ターゲットになるなら、話も外見も合わせていかなきゃと思いますね。

ゆりさん階段を上る

ゆりさんにとって、美容医療はどのような存在ですか?

“美意識を高めるきっかけ”になるものですね。「せっかくお金をかけたんだから、自分も頑張らないと」って頑張ると、能動的に痩せてきたり、マインドのほうも変わってきたりとかします。そういう、スイッチみたいな存在です。

美容医療の施術を受けるかどうか迷ってる人に対して、アドバイスできることはありますか。

私もちょっと怖いっていう気持ちもあって“俯瞰的に見る時期”はありますけど、やって悪くなることはないので、思い切ってやってみたら良いのになって思います。前向きにいろいろ行動していく良いきっかけとして、ぜひ気軽に出来るところからチャレンジしてみてほしいです。

ゆりさん窓を眺める
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