覚悟を決めて再発信した先にあった
“誰かの役に立てる”という喜び

撮影:石田 祥平(ブルーリー)
MBTI:ENFJ(主人公)
服装:カジュアル系
施術経験:ハイドラフェイシャル
SNSでは主に趣味のサッカー観戦や美容、ファッションについて投稿し、自然体な姿ととことんフォロワー思いのお役立ち情報で人気に。その背景には、ある理由でSNSを中断し、復活するにあたっての「覚悟」がありました。
「アンチにツッコまれないくらいかわいくなる」と決めるまで
転機1:『ニコラ』の付録を使って小5でメイクを開始
最初のメイクは小学5年生のときに買った雑誌『ニコラ』がきっかけです。
同い年ぐらいのモデルの子が出ていて、すごくかわいいなーと憧れて。真似して付録のコスメでメイクをし始めました。
中学に上がると、高校生だった姉がメイクをし始めたので、姉のやり方も参考にしながらメイクをするようになりました。

中学2年生の頃の夢は、芸能界に入ること。
ちょうどコロナ禍のあたりで、インスタやTikTokのかわいいインフルエンサーの人たちをチェックしながら、コスメもいろいろ買って、メイクをがっつり研究し始めました。
転機2:中学卒業でインスタを開始、研究の末バズる
中学の終わりに「卒業しました」の投稿でインスタを始めました。
自分なりにハッシュタグなども研究しながら試行錯誤して投稿している中で、カメラマンの卵だった姉の友達の被写体になり、その写真を投稿するとバズったんです。
メイクは自分なりに上手くできていると思っていましたが、高校に入学するとさらに上をいくメイク上手な子がたくさんいて刺激を受けました。
周りにまつパをしている子が多かったので、私も通い始めましたね。インスタもさらに研究を重ねて、コスメやまつパサロンの案件をいただけるようになりました。
転機3:アンチの攻撃で中断するも、SNSを再開。自分らしさを発信する
高校3年のとき、アンチのひどい攻撃を受けて落ち込みました。その頃事務所に入っていましたが、事務所を離れたタイミングで投稿も一切やめました。
でもファンの人がDMをくれたり、友達が「はるかは発信しているほうがキラキラしてるよ」と言ってくれたんです。
自分でも発信していないと元気が出ないし、人に見られる意識がなくなって太ってしまったりしていたので、再開することにしました。
再開にあたっては「アンチにツッコまれないくらいかわいくなろう」と覚悟を決めました。同時に「自分らしさも大切にしたい」とも思ったんです。
なので体型維持や美白などに力を入れながら、濃いメイクや加工はせず、素の自分を出すように意識しています。

高橋遥さんの美容ルール
日焼け止めは365日塗る
高校時代は陸上部で、焦げパンみたいに真っ黒でした。
そこから日焼け止めを365日、塗るようになって、今はすっぴんでも友達から「白い!」と言われる肌をキープしています。
日焼け止めはスキンアクアのトーンアップUVエッセンスの「ラベンダー」。私はパーソナルカラーが「イエベ秋」なんですが、いろいろ試して、一番肌色がきれいに見えるのがこれでした。学校に行くだけの日は、顔もこれしか塗りません。
サッカー観戦が趣味なので、どうしても焼けちゃう日もあります。そういう時は、帰った後ですぐメイクを落として、化粧水で赤みを抑えています。
低身長でもスタイルがよく見えるファッションをチョイス
私は骨格がストレートで首が短いので、顔を小さく見せるために首元がすっきり開いたトップスを選んでいます。

身長は151cmと低いので、スタイルがよく見えるようにパンツはフレアタイプにしたり、スカートもバランスよく見える丈を選びます。
ボトムスは絶対に試着して買いますね。服は質の良いものを買って長く着るタイプです。
モチベーションは美意識の高い姉からもらう
アパレル勤務の姉は美意識が高く、体型維持のためにジムに行き、メイクもこまめに変えていて、プロ意識が高いなと思います。
姉は「そのメイク似合ってないよ」とかズバッと言うタイプなんですが、的確なので、すごく参考になります。一緒にダイエットしたり、洋服を買いに行ったりすることも。
ダイエットは、食べることが大好きなので我慢はしませんが、たくさん食べた日の翌日は食事回数や量を調整して、ここ一年半ぐらいは同じ体重をキープしています。

いちご鼻はハイドロフェイシャルですっきり
高校生のとき、ファッションイベント「ガールズアワード」のオーディションに出たことをきっかけに、気になっていた鼻の毛穴の黒ずみをなんとかしたいと思いました。
化粧品でなんとかならないかな?と探してもピンとくるものがなくて、検索してハイドロフェイシャルを知り、割引キャンペーンをしていた大手クリニックで受けました。
受けた後は黒ずみやザラザラ感もなくなって、効果を感じ、その後2、3回受けましたね。
ただ1回目のときに毛穴が広がった状態で終わった感じがあったので、2回目以降は自分で保湿して引き締めたり、ファンデーションを厚塗りしないようにしたら、効果がさらに持続しました。
今はハイドロフェイシャル+毛穴を引き締める施術のセットもあるようなので、多少高くてもそのほうがいいと思います。

成人式の前撮り向けて美容院のサイクルを調整
前撮りのときにベストな状態になるように、美容院とマツエクのサイクルを半年前から調整しています。
あとは輪郭を整えるハンドマッサージみたいなのをやってみたくて、今バイトを頑張っています。
美容医療だとエラボトックスも気になっていて、やったことのある友達にヒアリングしています。あとは白玉注射も注目しています。
20歳になると美容医療も親の同意なしでできるようになってくるし、選択肢が広がりますよね。
将来のために、四年生の春まではSNSに力を入れる
実はキー局のアナウンサーを目指してスクールに通ったこともあったんですが、あまりに狭き門すぎるので、今は別の進路を考えています。
ニュースの原稿を読むより、自分で自由に発信するほうが性に合っているかな?という気持ちもあって、これまで頑張ってきたSNSの経験が活かせる仕事ができたら、と思うようになりました。
実際に私のインスタを見た企業の方から「うちで働きませんか」と声をかけていただくこともあったんです。
今は、大学4年生の春まではSNSを頑張ろうと決めています。

ニーズを徹底的に分析して、喜ばれる投稿がしたい
SNSは、インスタとTikTokに投稿しています。見てくださる方のお役に立ちたいという気持ちも強いので、どんな写真や情報が求められているのかを分析しています。
同世代ぐらいの女の子は「低身長ファッション」や「メイク」、もっと若い子だと「カラコン」の情報を見に来てくれているので、
一枚目に顔のアップの写真と、使っているコスメやカラコンをタグ付けして、2、3枚目に全身写真と、着ている洋服をタグ付けするなど、見る人の役に立つような投稿を心がけています。
PRの場合は、いただいたコスメを出かける前に使って撮影して、帰ってくる直前にもまた撮影して「崩れにくいよ」という検証つきで投稿したり、ビフォーアフターの対比を載せたりして、商品の魅力がよくわかるように意識しています。
ハッシュタグはたとえば「セザンヌ」の投稿をするなら、「#セザンヌ」で検索して、インフルエンサーがあげているハッシュタグをスクショして、自分の投稿に同じハッシュタグをつけたりします。

私の場合はサッカーファンの方もよく見てくださるので、今はサッカーの投稿も増やしています。
私はサッカー番組のキャスターにも憧れているんです。サッカー観戦は、家族みんなの共通の趣味でもあります。
プライベートで楽しんでいることを発信して、さらにお仕事にもつながったら嬉しいですね。たくさんの方に楽しんでいただけるような投稿を、これからも続けていきたいです。
高橋さんのポーチの中身を大公開
普段どんなコスメを持ち歩いているのか。高橋さんにポーチの中身を見せてもらった。特にKATEのリップモンスターは高校生のころからリピートしているほどお気に入りだそう。

(1)安くて気軽に使える。黒髪の時はブラックに変える
セザンヌ 極細アイライナーEX 20 ブラウン
(2)リップモンスターに重ねることで持ちがよくなる
ゲットイットティントグレーズバーム 01 ロージーピューレ
(3)落ちにくく、血色よく見えるのでお気に入り
KATE リップモンスター05
(4)テクスチャーがしっかりしていて伸びやすく使いやすい
MYM ナチュラルアイビュー まつげ美容液
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