休日は、親子で “ガサガサ”
「宝探しみたいな感覚です」
2022.01.06
取材・文:ヨコシマリンコ 撮影:荒 眞人 撮影場所:多摩川
左:H(14)学生 右:S(50代)調理師
今日のファッション
Sさん:今日は親子で“ガサガサ”をしにきたので、長靴に、動きやすい恰好です。ガサガサっていうのは、網で水の中をつついて、小魚や生物をとることを言うんですよ。多摩川の上流は結構行くんですけど、下流は初めて。どんな生き物がいるのかな? と。
Hさん:今日は、ハゼがいました!
好きなこと、趣味、仕事について
Sさん:ガサガサを始めたキッカケは、コロナ禍であまり人のいるところには行きたくないという気持ちがあり……。川なら人も少ないですし、二人とも自然が好きなので、1年前くらいからハマっていますね。休みの日は親子二人でいろんな川に行ってます。「この川にはこういうのがいるんだなぁ」っていう発見がおもしろくて、宝探しみたいな感覚に近いです。
Hさん:YouTubeでいろんな川のガサガサを見て参考にしてます。「こういう生物がいる」っていうのをYouTubeで見て現地に行って、その生物が本当にいるか探すのが楽しいです。
自分の個性、多様性について
Sさん:個性は大事にしていきたいのと、やはり一番は親切な心をもつこと。誰に対してもです。困っているならなにかしてあげたい、助けられるなら助けたい、という気持ちはありますね。
Hさん:僕は将来、環境を守るような仕事に就きたいです。自然が好きだから。温暖化とか、地球のいろいろな環境問題を改善できるような仕事につければなと思います。