Street Interview
Street Interview

ビンテージの理由や価値を、お客さんに説明できるようになりたい

2022.02.07 取材・文:新木千佳 撮影:荒 眞人 撮影場所:自由が丘
けんた(21)古着屋スタッフ 今
けんた(21)古着屋スタッフ 今

今日のファッション

いつもよりちょっと綺麗めにしました。最近買ったシャツにジャケットとコートを羽織って、色が欲しかったのでこのパンツをあわせてます。働いてる店はアメカジ寄りなんで、普段はストリートっぽいのが多いです。

「髪型は高校卒業してすぐ金髪のマッシュにしたんですけど、ダサ過ぎて坊主にしてリセット(笑)。そこから伸びてきたので、じゃあこのまま伸ばすかって感じです」
「髪型は高校卒業してすぐ金髪のマッシュにしたんですけど、ダサ過ぎて坊主にしてリセット(笑)。そこから伸びてきたので、じゃあこのまま伸ばすかって感じです」

好きなこと、趣味、仕事について

小中高って私立の学校に行かせてもらってたんで、はじめは普通に大学行って普通の一般職に就くと思ってたんですよ。でも勉強好きじゃなくて(笑)。大学受験に失敗して学歴で戦える身分じゃなくなったんです。それなら好きなことしよう、古着屋で働こうってなりました。古着は面白いです。バンドのTシャツとか値段上がってるんですけど、そのバンドの曲や歴史を知ると、もっとその服を楽しめるんですよ。Tシャツ一枚に何でこの値段がつくのか? ビンテージの理由や価値をお客さんに説明できるようになりたいです。

「母子家庭なんですけど、悲観したことはないですね。その分家族と仲良くやれてるなって思います」
「母子家庭なんですけど、悲観したことはないですね。その分家族と仲良くやれてるなって思います」

自分の個性、多様性について

“ハイキュー”ってアニメの「才能は開花させるもの、センスは磨くもの」。この言葉が好きです。おしゃれってもともとのセンスだと思われがちですけど、そんなことなくて。勉強すれば誰でもおしゃれになれる。スタイル史を学ぶと、9割のことが解決するんですよ。このスタイルにこれを組み合わせるとおしゃれに見えるっていうポイントがあって。そこに自分の個性だったり好きなものを混ぜていければ、おしゃれになれるのかなって思います。

けんた(21)古着屋スタッフ 今
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