時間はかかっても、小さな努力を積み重ねて
2022.02.28
取材・文:新木千佳 撮影:小川 遼 撮影場所:品川
![大嶋(26)マクセル アクアパーク品川 パフォーマンス展示チーム](https://img.1-one.jp/articles/1654514118-yoko_710x520%402x+-+2022-06-06T201427.297.jpg?w=710)
大嶋(26)マクセル アクアパーク品川 パフォーマンス展示チーム
仕事について
アシカ・オットセイ・カワウソ・ペンギンの飼育を担当しています。一日の業務の中で一番大切なのが健康チェックです。ハズバンダリー (ビヘイビア) トレーニングといって、動物が自ら身体を見せてくれたり、触らせてくれたりする行動を伸ばしていくと、人も動物も安全に健康チェックができるようになるんです。パフォーマンスでは動物たちの身体能力を活かし、カワウソなら手先の器用さで“ゴミの分別”のお手本を披露するなど、環境問題を身近に感じてもらえるような工夫をしています。小さなお子さまにも楽しくSDGsを知ってもらいたいです。
![「パフォーマンスを行うフレンドリースクエアでは動物たちを近くで見ることができます。一番見て欲しいのは“目”です! 同じ動物でもトローンとした優しい目つきの子もいれば、綺麗なまんまるの目つきの子もいて全然違うんですよ!」](https://img.1-one.jp/articles/1654514142-img01%402x+-+2022-06-06T201540.436.jpg?w=524)
好きなこと、趣味について
趣味はカメラです。きっかけは大学時代の水泳部で、活動内容を記録していたところから好きになりました。みんなに喜んでもらえるのが嬉しかったですね。普段は風景を撮ったり、最近は友達にお願いしてポートレートも撮っています。
![「業務の中では掃除が好きです。便の状態を見るなど健康管理をする傍ら、先輩の動物トレーニングを見られるので、とても勉強になるんです」](https://img.1-one.jp/articles/1654514150-img01-1%402x+%2873%29.jpg?w=524)
自分の個性、多様性について
水族館の飼育スタッフにどうしてもなりたかったので、一浪して海洋系学部のある大学に入りました。浪人した分、周りより先に行動しようって決めて、1年生の時からインターンシップに行きました。あの浪人期間があったからこそ躍起になれましたね。周りに意見を言える方ではないんですが、負けず嫌いではあると思います。飼育スタッフとしてまだまだスキル不足なので、目標としている人に追いつけるよう密かに燃えてます! 僕は時間がかかる方ですが、目標に向けて小さな努力を積み重ねていきたいと思います。
![大嶋(26)マクセル アクアパーク品川 パフォーマンス展示チーム](https://img.1-one.jp/articles/1654514158-img02%402x+-+2022-06-06T201556.286.jpg?w=524)