死ぬまで挑戦し続ける
こだわりのジェラートで、人を幸せにしたい
2022.03.31
取材・文:ヨコシマリンコ 撮影:荒 眞人 撮影場所:箱根湯本
鈴木さん(33)HAKONE DOLCE STUDIO STELLA (ハコネ ドルチェ スタジオ ステラ)店長
仕事について
店内工房で毎日手作りする本格ジェラート店「HAKONE DOLCE STUDIO STELLA (ハコネ ドルチェ スタジオ ステラ)」の店長をしています。小田原産の食材をはじめとする、こだわりの厳選素材を使ったジェラートで、例えばピスタチオのジェラートは、ジェラートの上限の量までピスタチオをふんだんに使用したり、ナッツのジェラートでは、純度100%の自家製ナッツペーストをベースに、5種類のナッツをこれでもかというほど混ぜ込んだり……。食材本来の味を楽しめるように、とにかくふんだんに食材を使用して、こだわりを詰め込んだ自信作ばかりです。また、味だけではなく、見た目も大事。ショーケースに並べる際は、通りがかった方の目にパッと飛び込むように魅せ方もこだわって、視覚も味覚も幸せになってもらえるように意識しています。
好きなこと、趣味について
今まで他の場所でパティシエとして10年間働いていて、ずっと厨房の中にいたのですが、ステラでは店長として、経営も学ばせていただいてます。普通なら、「出来なかったらどうしよう」と考えることでも、やるからには「出来ない」を考えずにとにかく突き進む。オーナーのそういう考え方に影響されて、日々挑戦し続けています。箱根は周りの方々が本当に暖かくて、「箱根のお母さん」と呼べる方が何人もいたりして(笑)。観光客の方以外にも、リピーターの方も多くて、とてもありがたいですね。
自分の個性、多様性について
死ぬまで挑戦し続けることと、身近な人を大切にすること。パティシエのような仕事は大変だからと、両親にはずっと反対されてきたんですけど、それでもここまで突っ走ってきました。そんな私をみて、今は応援してくれています。だから、将来は独立をして、目に見える形で恩返しができるよう、これからも挑戦し続けます!