Street Interview
Street Interview #神保町

オリジナルの“SDGーンズ下駄”
和装も下駄も、もっと自由に!

2022.09.07 取材・文:ヨコシマリンコ 撮影:荒 眞人
船曵 竜平(33)大和屋履物店 五代目店主
船曵 竜平(33)大和屋履物店 五代目店主

あなたの「好きなこと」を教えてください

下駄や和装をはじめとする日本の伝統文化が好きです。でも、日本の伝統産業はまだまだ令和のやり方にアップデートできていないことも多くて……。だから“伝統と今”の架け橋となる役割に熱中しています。例えば、浴衣からつくったシャツや、鼻緒にジーンズ生地を使った下駄など。古き良き文化を重んじる方の中には嫌がる人もいるかもしれません。でも、服装やデザインはもっと自由に楽しんでもいいと思うんです。誰かのためのファッションであれば、格式やTPOにあわせて選びますが、自分のために着るんだ!という時は、まわりの意見を気にせずに、自由に着てほしいですね。

船曵さんとマスク
「和装だから黒髪で……みたいな固定観念を捨てて、どんな髪型でも髪色でも合うよっていうのを提唱するためにも、髪は色々変えたりしています」

今日は浴衣でつくったシャツなんです。普段、浴衣も着ていますが、和装じゃないときは、大体浴衣を着ている風のロングシャツですね。和装は敷居が高い、というイメージを払拭するために、浴衣よりもハードルが低いシャツをつくっています。デニムにも合うし、とても着やすいですよ。ちなみに、下駄の鼻緒は私のオリジナル。今履いているデニムをつめたときに余った生地を鼻緒にしてみたんです。私は勝手に“SDGーンズ下駄”と呼んでいます(笑)

船曵さんの下駄
「うちの下駄は会津の桐の木からつくっていて、木の柔らかさや優しさを感じることができます」

下駄は格式でいうと一番下。普段履き用のアイテムです。だからこそ、個性を存分に発揮して自由に履いてもらいたいですね。

船曵 竜平(33)大和屋履物店 五代目店主
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