愛車は「Kawasaki ZX-6R」。行動派ドレススタイリストが描く美容と人生のロードマップ

2024.04.17
airi
取材・文:野中真規子
写真:森山 越
airi 1998年生まれ。大学卒業後、ブライダル会社のドレススタイリストに。趣味はバイクでのツーリング、キックボクシング、一人飲み、読書など。今までに受けた施術は二重埋没、まぶたの脂肪吸引、エラのボトックス注射。
弾けるような笑顔でハキハキと話し、一緒にいるとこちらまで明るい気分になるキャラクターのairiさん。「小さい頃からいつもニコニコしている子。中学の時は学級委員、高校ではバドミントン部の部長、大学ではバドミントンサークルの副会長と、前に出るタイプの人間でした」と言う彼女に、オンオフの楽しみ方や美容への考え方について取材した。

ドレススタイリングを通して、顧客である新郎新婦と友達になることも

ブライダル会社に勤務し、ドレススタイリストとして働くairiさん。笑顔と明るさが求められる職場に、彼女のキャラクターはピッタリだと感じる。

ドレススタイリスト、airiさん

「デスクワークよりも人と接する仕事がしたいと思っていました。昔からサプライズムービーを見るのが好きだったし、結婚という、一生に一度の特別な瞬間に関われるブライダルの仕事は素敵だなーと思って、業種を絞って就活をしていました」

最初はブライダルプランナーを志望していたが、衣装をメインに取り扱う会社に就職したことから、ドレススタイリストの仕事に就くことになった。

「結果的に、式までにお客様と一緒にじっくりスタイリングをつくり上げていけるこの仕事に就けてよかったと感じています。数回の打ち合わせを重ねながら、結婚式のドレスを決めていくのですが、お客様との関係性をコツコツ築き上げていった上でドレスの成約となり、そこからアクセサリーやベールを一緒に選んでいく過程に、とても喜びを感じます」

そうして無事に式を結んだ後も、バイク好きだという新郎新婦と一緒にツーリングに行ったり、会話が盛り上がったお客様と飲みに行ったりなど、友達としてのご縁が続くこともあるそうだ。

ツーリングやキックボクシング、一人飲みでオフタイムもアクティブに

平日は10〜18時、土日祝は9〜20時まで働き、休みは週2回。休日は大型バイクでツーリングに行くのが楽しみだ。愛車はKawasaki ZX-6R。

愛車のバイク、Kawasaki Ninjya ZX-6R

「このバイクの顔が好きで、中型の頃から同じタイプに乗っていました。バイク乗りはきっとみんな、自分のバイクが一番かっこいいと思っています(笑)。乗り始めたきっかけは、大学1年生だった18歳のとき、道で走っているバイクを見てかっこいいなーと思ったこと。すぐに中型免許を取りに行って、その後大型免許も取りました。女性のバイク乗りは彼氏の影響で免許を取る人が多いけど、私は違うんです(笑)」

以前はバイク乗りの彼氏がいたこともあったが、今はもっぱら一人で走りに行く。お気に入りはお台場や江ノ島、房総半島だ。

「お台場は道が混雑していなくて走りやすいです。レインボーブリッジから夜景を見ながら走るのが大好き。バイクを停めてランチたり、好きなお店でコーヒーを飲みながら読書したりするのも楽しいです」

愛車のバイク、Kawasaki Ninjya ZX-6R
愛車のバイク、Kawasaki Ninjya ZX-6R

お世話になっているバイク店の店長さんやお客さん同士でツーリングを楽しんだり、忘年会をすることもある。バイクを通して仲の良い女友達もできた。

「バイクは手間とお金をかけて免許を取りに行き、さらに車体を買う必要があり、始めるハードルは高いのですが、仲間もできて、非日常が味わえる唯一無二の趣味。手放したくないですね」

バイクの他にも、仕事が早く終わる日にはキックボクシングのジムに週3〜4回通って汗を流す。一人で飲みに行って店員さんと会話をすることも楽しむ。

「基本的にフットワークが軽いので、朝と夜以外はほとんど家にいることがないんです」

愛車のバイク、Kawasaki Ninjya ZX-6R

自分を磨くために行動したら、メイクが楽になり、おしゃれも大好きに

行動力のあるairiさん。美容医療に関しても、興味を持ってすぐに行動に移したそうだ。

「元々奥二重だったのですが、前の彼氏と別れて半年後くらいに、ちょっと気になる人ができて、その人からよく思われたくて、アイプチで二重にしていたんです。1カ月くらい続けていたけど、面倒だし、広告などで二重施術を目にすることも多くなって興味を持ちました。母にも相談して、反対もされなかったので、著名人の施術もしていて信頼できる先生を調べて、すぐカウンセリングの予約をしました」

airi

医師からは、将来的に綺麗な二重を保つため、二重埋没と同時に脂肪吸引もすると良いと勧められた。

「費用は約40万円と結構かかりましたが、ベストな状態にしたかったのでローンで払うことにしました。術後1カ月くらいはまぶたが腫れていたけれど、手術することは職場にも言っていたし、普通に仕事に出ていました。その期間は辛かったけど、それを乗り越えて落ち着いてからは、周りの人や母からも『かわいくなったね』と言われるようになって、受けて良かったなーと思いました」

愛車のバイク、Kawasaki Ninjya ZX-6R

施術を受けて一番変わったのは自分の美意識だという。

「元々ファッションは好きでしたが、自己肯定感が上がって、もっとおしゃれをしたいという気持ちになりました。今は綺麗めモード系のファッションが好きで、お気に入りの服を着て出かけるのが本当に楽しいです。以前はメイクにはあまり興味がありませんでしたが、目元を強調するなど、気を使うようになりました」

目元が整うと、フェイスラインにも意識がいき、エラのボトックス注射も受けた。

「ボトックス注射のことはSNSでよく目にしていて、1万円くらいで受けられるので、やってみたいと思いました。施術中は痛みもなく、1カ月後には効果が出てきました」

職場の同僚からも「スッキリした?」「私も施術を受けてみたい」と言われたことも。施術でさらに自信がつき、美意識が向上したことは、きっと仕事にも好影響をもたらしているに違いない。

ドレススタイリスト、airiさん

国内外の旅行を楽しみ、ゆくゆくはアメリカに住みたい

行動的なairiさんは、旅も好き。近い将来は国内外を一人旅したいそうだ。

「海外で今一番行きたいのはハワイ。これまでも2回行ったことがありますが、前回は家族と一緒だったので今度は一人で行きたいです。前回は家族と別行動をしてバイクでオアフ島を一周しましたが、海が綺麗でめっちゃ気持ちよかったので、また走りたいですね。国内では一人飲みができる横丁などのスポットを巡りたいです。先日、母と大阪に行きましたが、そこでも一人飲みに行って3軒ハシゴして、大阪が大好きになったので、また行きたいです」

遠い将来は、一人でアメリカに住みたいそうだ。

「ブライダルの仕事でお客様からたくさん幸せをもらっているので、個人的には結婚せず、一人でいいと思っているんです。自分でお金を稼ぎながら、楽しく自分らしく、好きなことをやって生きていきたいです」

ドレススタイリスト、airiさん
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