20キロ痩せてファッション業界に飛び込んだ
「洋服は出合い」
2021.12.16
取材・文:ヨコシマリンコ 撮影:荒 眞人 撮影場所:渋谷
mulahiro(19)フリーター
今日のファッション
今日はセブンティーズルック。全部古着です。洋服って出合いだと思ってるんで、一目惚れで買うことが多いですね。靴は新品のPRADA(プラダ)なんですが、革靴っぽすぎないのと、ブランドロゴがあえて靴底にあるのがオシャレで買いました。レゲエが好きで、普段はジャマイカの恰好をしています。レゲエはもともと親が聴いていたのと、よく行く古着屋のスタッフさんがレゲエ好きで、その影響で始めましたね。
好きなこと、趣味、仕事について
レゲエは、ノリがよくて、どんなときでも聴けるのが好き。あとはスケボーにハマってますね。スケボーって一人ひとり個性があって、服装もスタイルも違うんですよ。それがおもしろくて。それからDJをやってみたいとも思っていて、勉強中です。東京に来てから、やってみたいと思ったらすぐやることを意識していて、前より行動力がついたような気がします。
自分の個性、多様性について
高校卒業後に上京して、スポーツ系の学科に行ってたんですけど、東京にきていろいろなファッションに触れて、ファッションのほうが好きになっちゃって。だから思い切って学校を辞めてフリーターになって、今はいろいろ学びつつという感じ。実は、高校生の頃はぽっちゃりだったんです。でも、雑誌の『POPEYE(ポパイ)』の撮影現場に行かせてもらったのがキッカケで痩せたいと思って、そこから20キロ落として今です。洋服の幅も広がって、ファッションを楽しんでます。