自他ともに認める“顔面国宝”、ずっと自慢の推しでありつづけたい

2022.12.23
月乃やみ
取材・文:ヨコシマ リンコ
撮影:荒 眞人
月乃やみ 経験施術は、涙袋と唇のヒアルロン酸注入、顎下脂肪吸引注射、二の腕脂肪吸引。
2022年4月にチャイナ×メイドのコンセプトカフェ&バー「larme」をオープンし、店長兼キャストとして活躍中。趣味は漫画、アニメ。
Instagram
23歳で自分の店を持ち、店長兼キャストとしてコンセプトカフェで働いているやみさん。可愛らしい容姿もさることながら、自身のSNSでは「顔面国宝」と自称するほど、強いメンタルと自己肯定感の高さも併せ持つ。顔が可愛いだけで終わらない、やみさんのブレない内面に迫った。

「長所は顔」「顔面国宝です」――自己肯定感の高さは、お客さんのおかげ

高校卒業後、専門学校に進学するタイミングで上京し、憧れだったコンセプトカフェで働き始めたやみさん。1年ほど経ち、一般企業に就職するために一度は辞めたものの、「若いうちしかできないし、やりたいことをやる人生にしたい」という思いが強くなり、再度コンカフェに戻ることを決意。この出戻りは、やみさんにとって大きな決断だったという。

「ただ出戻りするだけじゃダメだって思ったんです。親にも顔が立たないし、自分の性格的にも、戻るからにはしっかり結果を出したかった。コンカフェっていう、安定していない職業で上を目指したり、ちゃんと生計を立てるには、生半可な気持ちじゃ厳しい。やるからには自分の店を持つことを目標に、恋愛や遊びを犠牲にしてでも、『仕事1本で頑張る』って決意して臨みました」

その後、正社員としてキャストを勤めあげ、弱冠23歳にして念願だった自分のお店をオープン。SNSをみて会いに来てくれる人も多く、お客さんは絶えない。

やみさんの横顔

そんなやみさんのSNSを見てみると、自撮りの写真に添えられた文章が目を引く。自ら「顔面国宝なので」「顔面ハイブランド」「長所は顔」「天才的顔面」と呼称している。すがすがしいほどの自己肯定感の高さは、「お客さんのおかげ」だとやみさんは語る。

「始めからそういうキャラでいこう!って思ってたわけじゃなくて、お客さんとともに自己肯定感を築き上げていきました。お客さんが大げさに褒めてくれても全部素直に受け取っていて、それが自信に繋がっていって。もう自他ともに認める顔面国宝ってことでいいかって (笑)。自分で言っても、皆それを肯定してくれるんです」

また、自ら言うことで“面白い子”だと認識してもらい、実際に会いにきてくれる人も増えたのだという。

やみさん座ってる

「顔が可愛いってだけじゃ、SNSの写真を見るだけで満足されちゃうんです。でも私は、会いに来てもらうのが仕事だから。趣味の話や自分の考えのほかに、気持ちいいくらいの自己肯定感を書いて、『面白い子だな』『実際に会ったらどんな子なんだろう?』って、中身にも興味を持ってもらえるようにしてますね」

褒められると、つい「いやいや、私なんて……」と謙遜してしまう人は多いだろう。しかし、やみさんは「絶対に否定しない」と断言する。

やみさん正面

「だって、お客さんは私のことを可愛い!と思って会いに来て、応援してくれるんです。だから、否定とか謙遜しちゃうと、“可愛い”って言ってくれたお客さんの気持ちや会いに来てくれた行為を否定しちゃう感じがして。単純にそう言われると嬉しいというのもあるし、言葉は素直に受け取ります。『ありがとう(ハート)』って」

「実物と加工写真との差を少しでも減らせれば」という思い

実際のところ、写真より実物のほうが可愛い、と言われることも多い。「そう言われると嬉しいし安心する」とのことだが、“ここをこうしたらもっと可愛いかも”という向上心は尽きないのだそう。

やみさん説明中

「SNSの写真は“私の理想の顔”に近づけて加工をしてるから、実物とは違います。だからと言って、落差があると思われるのが嫌だったんです。『実物もちゃんと可愛い』って言われたいから、加工した顔に少しでも近づければいいなと思って、美容医療を考え始めました」

そこで、前々から気になっていた唇へのヒアルロン酸注入と、脂肪吸引を試みた。

やみさん首をかしげる

「上唇が薄くて、笑うとなくなっちゃうのがずっとコンプレックスでした。私の理想の形は“ぷっくりした唇”だったから、ヒアルロン酸を入れてみようって。あと、顎と二の腕の脂肪吸引もしましたね。仕事柄、お客さんと“チェキ”を撮るんですけど、チェキは加工ができないから盛れなかったのが、美容医療のお陰でしっかり盛れるようになりました」

「美容医療が無かったらって考えると、わりと地獄」と話すやみさんにとって、顔を変えようと思えば変えられるのは、気持ちを支える一つになっている。

やみさん上を見る

「例えば、お客さんが友達に『私の推し、可愛いでしょ』って堂々と写真を自慢できるように、ずっと自慢の推しでありたいから。美容医療もうまく取り入れて、これからも“可愛い”を更新していきたいですね」

根っからの“オタク気質”。ハマったら何事もとことん追求

父親の影響で、物心付いた頃には機動戦士ガンダムSEEDや週刊少年ジャンプなどを見て育ったやみさん。高校生からコスプレも始め、今もなおアニメや漫画好き。やみさんにとってアニメや漫画は「人生そのもの」だと即答した。

やみさん目線あり

「オタク気質で、ハマったものはとことん追求しがち。漫画やアニメにせよ、コスプレにせよ、コンカフェにせよ、私は全部のオタクなんです。大好きだからこそ続けていて、全部が私の人生に欠かせないもの。“私”を形成するうえで絶対に必要なものですね」

自分の意思を強く持つことを大切に

「何を可愛いと思うかは人それぞれ。だから、アンチは全く気にならないです」ときっぱりした口調で話すやみさん。“自分の店を持つ”という夢を叶えて、これからのことは「まだ未定」とのことだが、自分軸をしっかり持つやみさんなら、どんな未来も叶えていけるだろう。

「自分のお店を出して、店長になるっていう夢を叶えて、第一段階はやりきったなと思っています。もちろんまだ現役ですけど、自分が結果を出すより、お店にいるキャストが少しずつ育って結果を出していくこともすごく楽しいんです。これからも、自分の意思を持って、自分のやりたいようにやっていけたらと思います」

やみさんななめ上
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