どんな衣装も着こなせる「臨機応変な女優」を目指して。脱毛と鍼は自信の源

コンプレックスが表現の邪魔をしていた学生時代
元々、表現をすることが好きで、高校時代は演劇部だったという星乃さん。歌ったり、踊ったり、お芝居をしたり……表現の方法を色々と試した結果、「お芝居が一番楽しかった」と語る。しかし、自身のコンプレックスが壁となり、順風満帆にはいかなかった。

「昔から、顔にコンプレックスがあって、堂々とカメラを見て演技をしたり、顔をあげることが出来なかったんです。お芝居は大好きなのに、自分の顔が気になって顔があげられなくて。当時、肌も荒れていて、すごく太っていたから、顔もまんまるで、本当に自信がなかったです。だから、将来は表現するお仕事は無理かも……と考えていました」
痩せて一変。周りの人が自己肯定感をあげてくれた
周りから容姿を揶揄されることもあり、「自分はブスだと思っていた」という星乃さん。転機は、20歳頃。皮膚科に通い肌トラブルを改善し、減量してスリムになったことにより、周りの反応が一変した。

「目は脂肪が乗っていて重たい一重だったのが、痩せたら二重線が出てきて。顔も身体もスッキリして、肌も綺麗になって。そうしたら周りの反応が一変したんです。容姿を褒められることが増えて、びっくりしました。褒められることが増えて、徐々に自己肯定感が上がっていって、舞台でも顔をあげられるようになりました」
あらためて、芝居の道へ。私の演技で幸せになる人がいる喜び
周りの人からの良い反響を経て、星乃さんは再び心に火を灯した。部活動ではなく、お芝居を仕事にしたい――舞台のオーディションを受け、見事に合格。主演として力を発揮した。

「趣味のコスプレもそうですが、演技も、『自分とはまったく別の人になる』という部分が特に面白いんです。お芝居の間は、自分というしがらみを全て捨てて、そのキャラクターになりきる。そんな私の演技をみて、『元気がでた』『楽しかった』なんて声をかけてくれる人たちがいてくれて。幸せだなと思います。今、声優の養成所に通って、改めて基礎を勉強中。すごく楽しくて充実しています」
突然の衣装変更やどんな角度からの撮影にも対応できるように
自分に自信を持ち、さまざまなお芝居を経験していく星乃さん。ただ、仕事が増えるにつれてあらたな不安も生まれた。連日舞台や撮影があると、たくさん衣装を着て、毎日メイクをして。特に夏はノースリーブなどの肌が見える衣装もあり、ムダ毛処理を毎日おこなうことで、肌が荒れていってしまったのだという。

「元々肌がすごく弱くて、自分で処理すると赤くなったり、逆に目立ってしまうことがありました。でも、仕事で急に衣装の変更があったり色んな角度から写真を撮られることがあるから、ムダ毛処理は必須。どんな衣装でも臨機応変に対応できるように、医療脱毛に頼りました」
勇気を出して受けてみたら、思いのほか平気だった医療脱毛
医療脱毛は初体験。強い刺激で逆に肌荒れをしてしまったり、痛みが強かったりしたら耐えられるか不安だったと星乃さんは当時を振り返る。

「一番気になっていた脇から初めて、顔や手足も受けました。最初は本当に不安だったんですが、いざ受けてみたら、全然大丈夫でしたね。脱毛をしたことで、いつでも手足を出せるし、自己処理から解放されて時短にもなりました。もっと早くやればよかったなって思ったくらいです(笑)」
自分自身に合ったむくみケアとして「美容鍼」を選択
また、肌荒れやむくみの解消に、以前から気になっていた美容鍼も体験。他にもスキンケアやエステ、マッサージなども試した結果、星乃さんのむくみには美容鍼が一番合っていたそうだ。

「美容鍼は、撮影前のメンテナンスで行きます。行った日と行ってない日では、顔のむくみ具合や、肌トーンが全然違うって共演者からも言われますね。人前に出るお仕事なので、見た目は常にアップデートしていきたい。肌荒れやむくみが減って、ますます自分に自信がつき、性格も明るくなったって思います」
自分の気持ちに正直に生きていく
職業柄、身近に容姿が整った人が多い星乃さん。他人と自分の容姿を比べてしまうこともあったというが、自身のこれまでの努力を思い出し、「私は私でかわいいじゃん」と思えるまでになったという。美容医療は、その努力の一部だ。人からの褒め言葉も、素直に受け入れられるようになった。
「美容医療は、まだ『こっそりやること』『特別な人がやること』っていうイメージがあるかもしれませんが、実はそんなことないんです。前向きな努力だし、不調のときにお医者さんに行くのと同じように、身近な存在。これからも、自分の気持ちに正直、素直に生きられるように、努力を続けていきます」
