「女性の悩みは早めに取り除いた方がいい」
脱毛効果は日々のケアにも治療にも
撮影:SHOTA SOTODATE
かゆみを和らげるための方法として選んだ“医療脱毛”
アメリカの子ども向け教育テレビ番組にでてくる、カエルのキャラクターがついたロングスリーブTシャツに、2トーンカラーのヘアスタイル。若々しい姿と明るい笑顔であいさつをしてくれた小嶋ゆみさんは、高校を卒業してアルバイトをしていた20歳の頃、夫と知り合い結婚。現在36歳で中学2年生の娘と小学6年生の息子を育てながら千葉県の二世帯住宅で暮らすという順風満帆な生活をおくっている。夫と出会ったのは、“麻雀荘”だったのだそう。
「ちょっと高級な焼肉居酒屋でアルバイトをしていたんですが、常連のお客さんには個人経営の男性が多かったんです。そこのお客さんの一人に麻雀を教えてもらったのが、ハマったきっかけです。私は何に関してもチャレンジャーなので、覚えたてでまだルールもよくわかっていない頃から、一人で雀荘に行き始めました(笑)。若い女性の来店は珍しいのでみんなが親切にしてくれました。そこで出会ったのが1歳年上の現在の夫です」
撮影場所となった麻雀荘では、麻雀卓に座るや否やその場にぴたりとハマる存在感をかもし出した小嶋さん。麻雀牌を扱う手さばきも鮮やかだ。
「パートで週4日働いていますし、家のこともいろいろやらねばならないので、さすがに今は雀荘に入り浸るということはありません。今は2週間に1回行けたらいいくらい。オンラインでの麻雀ゲームもいいけど、オンラインだと集中しないし “適当”になっちゃうんですよ。雀荘で相手の顔を見て戦っている感じが好きなんです」
そんな小嶋さんが医療脱毛を受けたのは、今から約11年前の25歳くらいの頃。そのときは「日々ケアをするのが面倒」という理由から全身脱毛を受けた。それから約9年後、再び医療脱毛を受けることになったのは、全く別の理由からだった。
「ある日突然、下半身がかゆくなってしまったんです。治まっているときもあれば、お風呂上がりなどのちょっと体が温まったときはかゆくて仕方がない。医師に診てもらったら『外陰部掻痒症』と診断され、漢方や塗り薬を何種類も試したんですが、効果はありませんでした。インターネットでいろいろと調べる中、“脱毛”という手もあるとわかったんです」
水着を着るためであったり、「おしゃれの幅が広がる」という理由で「VIO脱毛」施術を受ける女性は多いが、小嶋さんの受けた動機は治療の一環だった。
「結婚しているし、もう人に見せる場所でもないので、VIO脱毛を受ける気は全然なかったんです。でも私は、生理期間が長くて経血の量も多いし、生理痛も激しい。そうなると蒸れてかゆみも一層激しくなるんです。その期間の悩みだけでも減るんじゃないかと思って、34歳でVIO脱毛にトライしました」
VIO施術は現在も継続中。その効果はどんなものだったのか。
「私は“V”の部分を残して、“I”と“O”を取り去る施術を継続中なのですが、蒸れなくなったので、とにかく生理期間中は快適です。“V”の部分の毛質も柔らかくなってきました。おかげで今は、生理期間以外の日も、かゆみが落ち着いています。笑気麻酔をしてもらって施術を受けているので痛くはないですし、施術の値段もそれほど高くないんですよ」
娘からは、早めに毛の悩みを取り除いてあげたい
「同じような悩みを持っている方に、“やってみようかな”と思うきっかけになってくれたら」とデリケートな話をラフに語ってくれた小嶋さん。現在中学2年生の娘を持つ小嶋さんだが、娘に対しても理解のある母親の表情を見せる。すでに娘は両脇の医療脱毛を済ませているという。
「私は高校生のときは、いわゆる“ギャル”で(笑)、ガン黒でまつ毛やエクステ、ネイルに結構お金を使っていましたが、途中から『お金があったら脱毛したいな』と思うようになりました。自分の経験から考えても、女の子のそういう悩みは早めに取り除いてあげたいなと思ったんです。
中学生ではまだ脇までしかできませんが、本人が希望するなら、高校生になったときに全身やVIO脱毛に通わせるのを考えています。娘は奥二重なんですが、くっきりとした二重にしたいと言うならそれにも同意はしますね。女の子はかわいい方が得しますから(笑)。脱毛するなら、最初から確かな効果が期待できる“医療脱毛”をすすめます。最近は男性の脱毛も普通になりましたが、小6の息子に関しては、どっちでもいいですね(笑)。本人がやりたかったらやればいいと思いますが、今のところそれに関する金銭援助は積極的にする気はないかな(笑)」
40代に向けて、新たな挑戦先を模索中
「ある程度は何でも好きにさせてくれる」という夫と、「順調に育ってくれている」という2人の子ども、そして「子どもよりかわいい(笑)」という愛犬。幸せそうに家族について話す小嶋さんだが、そのなかでも特に、愛犬の話で頬を緩ませていた。
「ペットショップで夫にねだって飼う許可を得た、ペキニーズとチワワのミックス犬なんですが、今3歳なんです。私のことが家族で一番好きみたいだし、もうかわいくて、かわいくて。犬を見ているとどこにも出かけたくなくなるんです。それまでは子どもを叱るときもイライラして感情が高まることがよくあったんですが、犬を飼い始めて穏やかになりました。子どもたちも『ママはすごく優しくなった』って(笑)。家族のためにもよかったです」
そして、家族は他にもいるのだそう。
「今日もカエルのキャラクターのロンTを着ていますが、私は爬虫類や両生類が好きなんです。今は家に5匹くらいいます。爬虫類、両生類ってすごく手がかかるんですよ。家族から飼育の反対はないんですけど、あまり手伝ってはくれないです(笑)」
若くして母親になった小嶋さんは、子どもたちも成長しつつある今、40代に向けて新たな夢を模索中だ。
「会社に就職をしたことがないので、ある程度子どもたちの手が離れたら、ちゃんと仕事について考えたいと思っています。爬虫類・両生類の飼育・販売にも興味があります。今は子どもたちの成長を見守りつつ、持ち前のポジティブさを生かして新しいことに挑戦したいと思っています」