「お風呂に持っていけるものを磨きなさい」という言葉が美容の道しるべ

中学生のときは男子からいじられるくらい“毛穴がブツブツ”だった
「中学生の頃から、SeventeenとかPopteenを定期購読し、端から端までずっと読んでいるほど美容やファッションに関することが大好き。その当時、あこがれだったモデルさんは清原果耶ちゃん。昔から、かわいいものやキレイなものが大好きなんです」と話すRapiさんは、現在、大学に通いながらTikTok、Instagram、X等で美容情報を発信しているクリエイターだ。まわりはメイク情報を発信する人が多い中、Rapiさんは美容医療に関する情報発信が目立つ。彼女が美容医療を取り入れようと思ったのにはこんな理由があった。
「当時好きだったインフルエンサーの言葉に影響を受けました。正確な言い回しは忘れてしまったけれど、“バッグとか洋服とか、お風呂に持っていけないものではなく、自分が持っている肌や髪、知識を最初に磨こう”というもので、それが自分に刺さったんです」

そんなRapiさんが最初にチャレンジした美容医療は、鼻の黒ずみを取り除く美肌系ケア。
「中学生のときに男子からいじられるくらい毛穴がブツブツで……。自分でも気になり、鼻に貼って剥がすタイプのパックなどでセルフケアをしたけれど、余計目立つようになってしまったんです。そこで大学入ってすぐ、バイト代をためて受けたのがハイドラジェントル。以来、毛穴ケアの施術を中心に受けています」
Rapiさんは日本だけでなく、韓国でも施術を経験している。

「昨年の11月、友達との旅行も兼ねて、顔周りの脂肪を減らして小顔にするために『インモードFX+forma』、毛穴ケアの『アクアピール』、『眉毛アート』を受けました。韓国はアジアの中で美容医療の先進国。パッパッと流れ作業みたいな感じで、ドクターが私に合う施術を決めてくれました。日本と比較すると、金額が安いのが一番のメリットです。日本の美容クリニックは、アフターフォローが優れているところがいいですね」
口コミなどあらゆることをネットで検索し、デメリットなども含めた本当のことを投稿していて、ビフォーアフターの症例が多いクリニックを選んでいるそうだ。
スキンケアやベースメイクには
お金をかけずに「時間」をかける
Rapiさんが実践しているのが、毛穴を目立たせないための保湿に重点を置いたスキンケア。

「SNSを見てくれている企業さんなどから新作を提供いただいているので、それも含めていろいろ試しています。最近のお気に入りのスキンケアは、韓国コスメの『LANEIGE(ラネージュ)』の化粧水。あと肌が乾燥しやすいのでSNSで話題の『乾燥さん』も好きです。夜は『イニスフリー』のレチノールケアや『COSRX(コスアールエックス) 』のビタミンCケアも取り入れています」
スキンケアもベースメイクも十分に時間をかける。こうした日々の積み重ねと美容医療の甲斐もあって、脂性肌寄りだった肌のコンディションは向上。外出先での化粧直しは最小限で済むため、携帯用のコスメポーチはおしゃれなミニバッグに入るミニマムさだ。

1.唇の乾燥が気になるときに。LaKa スージングヴィーガンリップオイルのカーミングパープル
2.ブルベの肌に合わせて青みがかったゴージャスモーヴをセレクト。AMUSE ジェルフィット ティントのB08
3.折り畳み式コーム。広げたとき、カチッと固定されるし、静電気が起きにくいから使いやすい。Refa ハートコーム アイラ
4.Tゾーンを中心にルースパウダーをつけてテカリを防止。upink エアリースムースパウダー クリア
5.携帯に便利なクッションファンデ。崩れにくく、お直しにも。EITHER& Pebble Glow Cushion mini 21N (ナチュラル)
6.瞳が乾燥しないように差し心地のいい目薬を携帯マイティアCL
7.SHEINのメッシュポーチ。
もし肌のトラブルに悩んだら、迷わず皮膚科に通う。Rapiさん曰く、「それがコスパもタイパも一番いいから」。実はあまりお金をかけずに「素」を磨き続けているのだ。

父親が美容師ということもあり、ヘアケアにも詳しく、メンテナンスも定期的に行う。プチプラのヘアアクセを使ったヘアアレンジもお手のもので、Rapiさんが紹介するアレンジは簡単でかわいいと好評だ。

ノーマルカメラでの撮影も怖くなくなった
日々積み重ねのスキンケア、ヘアケア、スペシャルな美容医療のほかに、Rapiさん生活習慣にもキレイの秘密が隠されている。
「もともとダンスが好きで、今もチアやクラシックバレエを楽しんでいます。チケット制でさまざまなプログラムが楽しめるダンススクールにも通っています。朝は 4~7㎞のウォーキングが日課。そして毎日欠かさず食べるのはヨーグルト。冷凍のアップルマンゴーなどを入れると美味しいです。同じ発酵食品の納豆もよく食べます」

こうした積み重ねで、以前は自撮り写真も加工アプリを使っていたが、今はノーマルモードで撮影できる自信がついたという。
「以前は絶対に加工アプリじゃないと写真を撮らなかったんですけど、今はノーマルモードで写真を撮られても全然気にならなくなりました。TikTokに載せるような動画は加工できないから余計に素の自分をきちんとしていたい。より自己肯定感を高めるためにSNSを始めたのですが、スキンケアに時間をかけて行うなど日々積み重ねていることを通して、さらに自分に自信が持てるようになりました。土台を磨くことで、ナチュラルな自分を出せるようになったと思います」
